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<プロフィール>
全国のきもの、ジュエリー専門店のマーケティング企画、ストアブランディングを担当。日本の文化産業の新たな価値創造・市場創造に貢献することがミッション。販促・マーケティング情報誌 月刊『next』編集長。和の生活マガジン『花saku』、ジュエリースタイルマガジン『Hills』発行人。マーケティングディレクター。1966年生まれ 福島県出身 1987年入社。
                                         

きもの業界の明日を拓くための論点や課題は何か  [2017年10月07日]

きものを次世代につなぐとの思いから

作り手、つない手、売り手がオールジャパンで取り組むきもの啓蒙イベント

「きものサローネin日本橋」が、今年もはじまりました。

(主催:きものサローネ実行委員会)

 

【きもの産地博覧会】と【東京きものコレクション】

COREDO室町1・5階「日本橋三井ホール」は10月6日(金)、7日(土)、

10時〜20時の2日間の開催。

 

【着物カーニバル】

YUITOの5階、6階では10月6日(金)から8日(日)までの3日間、

10時〜18時の開催です。

 

2日目はあいにくの雨ですが、今年も大勢の方が見えられることでしょう。

 

初日には実行委員長・天野豊氏の呼びかけで

業界関係者50名ほどが集い

「きもの未来会議」(3年前に続き第二回目)を開かれました。

 

 

「新しいきものファンづくり、新市場の創造のために

 きもの業界の明日を拓くための論点や課題は何か」

 

主催者は、今日の業界の閉塞を招いている最大の原因は

「委託中心ビジネスが市場情報を喪失させてしまった」

(KyoWave2017秋号・信用交換所)や、

経済産業省リポート、吉田満梨准教授リポートに示された、

新しい消費者像の出現を認識し新市場の創造を追求していくべきとの論点にたち

3人のパネラーからそれぞれお話がありました。

 

・経済産業省 製造産業局 生活製品課 課長補佐 田村富昭氏

・立命館大学 学生部 副部長 経済学部 准教授 博士(商学)吉田 満梨先生

・信用交換所 京都本社 松井敦史氏

 

経済産業省リポートはこちらから

和装の持続的発展のための商慣行のあり方について

立命館大学  吉田満梨准教授のリポートはこちらから

 

また、生き残りの為に色々なカードがあることはまったく否定しないが、

時代を先駆ける新しい動きや流れに目を向け、

きものファッション市場を中心とする新市場創造へのチャレンジを

強く願うという考えを提起するものでした。

 

私も一スピーカーとしてご指名をいただきましたので

次のようなお話をさせていただきました。

自分の言ったことを整理しておく意味でここに記しておきたいと思います。

 

 

生活者と協働で、新たな時代の商人の道を拓こう!

 

まず「きものサローネin日本橋」のような

さまざまなプロジェクトがリンクしあいながら

きものを未来へ!という思いで、6年も継続され

活動の輪が広がっていることがすごいことで、

特に実行委員の皆さん、協賛されている方々の努力と理解には

頭が下がる思いです。

 

今、生活者は、コンシューマー(消費者)としての顔をすでに脱ぎ去り

3つの顔をもつようになったと私は考えています。

 

ひとつは「カスタマー」として、自身のライフスタイルを楽しむために

きものを購買したりリサイクルしたりするという姿。

 

ふたつめは、「クリエイター」として、好きという思いの表現、

自らの個性の発揮のためにモノづくりをしたり、情報を生み出したり、

コミュニティーをつくったりしているという姿。

 

3つめは、「サポーター」としての存在。作り手や売り手と一緒に

きもの文化の振興、発展に積極的に関わっていきたいと支援していくような

一面を大きくしています。

 

すでに先進的な方は、このような消費者の変化を察知し

当然のように生活者と共に、互いにより良い関係へと

ファンづくりをし、関係を深めることに取り組んでいます。

 

これからのきものの未来は生活者と共に作っていくという

意識の共有がまず業界には必要だと感じています。

 

 

きもの文化には

「染織文化」「着用文化」「商人文化」の3つの要素があると捉えています。

私はストアブランディングやマーケッティングプランナーという立場から

「商人文化」を学び研究することで

これからの経営者として磨きをかけていくことができると思っています。

 

かつて江戸時代に、三越の前進・越後屋が革新的な商売によって

支持を集めたように、

現在の商慣行のあり方についても、きもの文化に携わる一商人として、

本来もつべき信念・誇りを自覚し、具体的な行動の変化を起こすべき

と感じています。

 

 

 

 

10名ほどの方々が意見を発表され、

それぞれの立場から、きもの業界をもっとよくしたいと、

懸命に生活者に支持される取り組みをされている姿があり

たいへん学ぶ点がありました。

 

 

Posted at 05:47