PR現代は東京 日本橋にある、専門店マーケティングの研究・実践集団です。広告・ウェブ・編集制作を生活者起点で企画し、貴社の顧客創造、ブランディングをサポートします。

東京 日本橋にある、広告、ウェブ、編集、専門店マーケティング、ブランディングの会社です。 特にきもの・ジュエリー・時計・メガネ・寝具などの小売現場から学んだ 成功事例と、50年の歳月を経て生み出してきたコンテンツで あなたの会社の顧客創造をご支援します。

資料請求・お問い合わせはこちら
<<  2018年07月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
ウェブ診断
和道経営の会
ジュエラーズマインドグループ
PR現代代表取締役 下島 仁のブログです。
PR現代スタッフブログ
PR現代ブレーンのブログ
花saku
 

PR現代 下島仁のブログ

PR現代 三代目代表 下島 仁(しもじま ひとし:通称しもじん)のブログです。
<プロフィール>
全国のきもの、ジュエリー専門店のマーケティング企画、ストアブランディングを担当。日本の文化産業の新たな価値創造・市場創造に貢献することがミッション。販促・マーケティング情報誌 月刊『next』編集長。和の生活マガジン『花saku』、ジュエリースタイルマガジン『Hills』発行人。マーケティングディレクター。1966年生まれ 福島県出身 1987年入社。
                                         

『もうモノは売らない(ハビエル・サンチェス・ラメラス)』  [2018年01月06日]

正月の間に読んだ本のなかで印象に残ったマーケティング本の紹介です。

『もうモノは売らない(ハビエル・サンチェス・ラメラス)』

 

著者はP&G社やコカ・コーラ社などで華々しい経歴をもつ

世界的に著名なマーケッター。

 

副題は「恋をさせる」マーケティングが人を動かす

このフレーズに著者のブランドマーケティングの本質があらわれており

たいへん共感する部分でした。

 

少し要約してみました。

 

・題名にある「もうモノは売らない」とは?

 =モノ自体では売れない!ということ。

 

・では何を売ればいいのか?

 →ブランドを売るのだ!

 

・それはなぜか?

 →私たちのビジネスの価値はすべて人間の脳の中にあり、

  反射脳、感情脳、理性脳に別れる。

  そして、人々は感情にはより高い金額を支払う。

 

・マーケッターの仕事とは?

 →ブランドに恋をしてもらう作業である。

 

・ブランドとは何か?

 →ブランドはマーケティングというプロセスによって製品に結び付けられる

  価値であり、それが欲望を生み出す。

 

・マーケティングとは?

 →マーケティングとは人々にブランドを創造することで製品やサービスに恋をして

  もらうプロセスである。つまりマーケティングとは誘惑なのだ。

 

・コミュニケーションは本質的に感情脳に属しているが、マーケティングそのものは

 合理的な活動である。

 

・戦略とは目的を達成するためのもっとも効果的で効率的な方法である。

 

・ブランドの成長は、それを買い始めた人数が買うのをやめた人数を上回ることを意

 味する。

 

・消費者の心をつかむシナリオ術とは?

 ・シンプルに

 ・シナリオの核に人間的な価値を置く

 ・視聴者に感じて欲しい感情を明確にする

 ・テクニックは意識的に使え

 ・展開の中心にブランド(あるいは製品)を置く

 

・新しいメディアを見過ごさない。

 ・変化について考えることに時間を費やす。組織よりも外界の変化の方が早ければ

  時代に取り残されてしまう

 ・ソーシャルメディアの求めに応じる

 ・テクノロジーは問題を解決しない

  (駄目なクリエイティブはデジタルの技術で埋め合わせることはできない)

 ・出来高制を交渉してみる。

 ・変化の速さにパートナーシップで対抗する。

 

・良いデザインとは?

 良いデザインは恋を産む。悪いデザインは無関心を産む。

 (良いデザインは安上がりではないが、

  多くの場合、むしろ悪いデザインの方がはるかに高くつく)

 

・価値とは?

 価値とは、ある特定の時間と状況において、ある人がある製品やサービスに対して

 支払ってもいいと考える金額である。

 

・価格とは?

 価格とは、製造者(あるいは販売者)が製品やサービスの代価として請求する

 金額である。

 

・ラグジュアリーブランドは、人々が自分の姿を覗き込む鏡だ。

 そしてその鏡には、価値を実感させてくれるセレブが一緒に映っている。

 

・人々は製品を買うのではない。そのブランドを身につけることに対して

 支払いをする。

 

・マーケティング投資は製品やブランドに関するほかのすべての要素が正しい

 ときにのみうまくいく。

 ・最初は製品。

 ・製品の価値と価格をチェックする。

 ・購入しやすいか。

 

マーケティングにおける10の結論

 

1:マーケティングは手段だ

2:恋をさせよ

3:新メディアはチャンスだ

4:デザインが生死を分ける

5:一貫したメッセージを出し続ける

6:正しく質問する

7:価格変更はフレキシブルに

8:リピート売り上げを念頭に置く

9:マーケティング部門は工場化する

10:徹底的に理性で判断する

 

 

『もうモノは売らない』(ハビエル・サンチェス・ラメラス)

岩崎普也 訳

(東洋出版社)1,600円+税

2017年10月10日発行

 



Posted at 07:00