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全国のきもの、ジュエリー専門店のマーケティング企画、ストアブランディングを担当。日本の文化産業の新たな価値創造・市場創造に貢献することがミッション。販促・マーケティング情報誌 月刊『next』編集長。和の生活マガジン『花saku』、ジュエリースタイルマガジン『Hills』発行人。マーケティングディレクター。1966年生まれ 福島県出身 1987年入社。
                                         

「インスタ映え」が店舗空間の重要なポイントに!  [2018年09月08日]

「インスタ映え」が店舗の重要なポイントに!

 

最近流行している言葉「インスタ映え」。これは写真共有サービス「Instagram」(インスタグラム)に写真をアップロードして公開した際に、ひときわ見栄えが良い、映えるという意味で用いられる表現。

 

専門店の場合、特に飲食店においてこの「インスタ映え」が、新たなファンをつくるさいの重要なポイントになっているが、飲食店以外でも「インスタ映え」するかどうかが、これからのお客さまづくりにおいて重要な要素となっています。

 

例えば、昨年4月にオープンした「GINZA SIX」(銀座シックス)もそのひとつでしょう。

 

 

1:店舗の中にアートな空間を創造する

 

同施設の中央に位置する大きな吹き抜け空間に日本を代表する現代アーティスト 草間彌生 氏の新作インスタレーション(空間に立体作品を設置する芸術表現)が展示され、開業を盛り上げました。

 

作品の重要なイメージはドット(水玉)とネット。またモチーフとしてのカボチャが話題を呼んだ。バルーンでできた、このアートインスタレーションを多くの来館者が撮影。インスタグラムをはじめさまざまなSNSで拡散され、それによる来場効果は計り知れないほどの反響を呼び、オープンから今年の2月まで展示されました。

 

現在は第二弾として、フランス人アーティスト ダニエル・ビュレン氏のトレードマークであるストライプ模様を旗に用いた新作インスタレーションが10月末まで展示されています。

 

フランス人アーティスト ダニエル・ビュレン氏のアートインスタレーション

GINZA_SIXのウェブサイトより)

 

 

2:制作工程をお客さまに見せる

 

新規客の人気を集める店舗の特徴のもうひとつの特徴は、「制作工程をお客さまに見せる演出」です。この方法は昔からありますが、最近はお客さまを楽しませる趣向をさらに凝らした店舗が出現しています。

 

ひとつの例がお客さまそれぞれに合ったアイスクリームを提供する「コールド・ストーン・クリーマリー (Cold Stone Creamery)」でしょう。

 同社は、アメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールに本部を置くアイスクリームショップでありメーカー。日本では「コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン(株)」が店舗展開しています。

 

企業理念は「Make People Happy」。お客さまの目の前でスタッフが歌を歌いながらアイスクリームを混ぜ合わせてお客さまに提供するパフォーマンスは客を笑顔にさせ、ユーチューブに数多くアップされています。

 

 

3:スタッフ自身もわくわく楽しい店舗空間を!

 

最後にもうひとつ、最近の店舗の特徴は、お客さまとともにスタッフも楽しく、わくわくする店舗空間であるということです。

 

前述のコールド・ストーン・クリーマリーも、きもの新業態店舗「キモノグラース(やしま)」、振袖写真館「re-cieルシエ 郡山店(YJKホールディングス)」もそうです。

 

また、最近の百貨店やショッピングセンターは、社員食堂や休憩場所をより快適な空間にしようと努めているところが増えています。

求人難であることも影響しているのでしょうが、今はお客さまに見えるところだけでなく、働くスタッフが楽しく生きいきと、また自慢になるような店舗空間が必要とされているようです。

 

 

時代はフォトジェニックな店舗を求めている!

 

このように最近は「フォトジェニック(Photogenic:被写体として美しい)な店舗空間が新規客を増やしています。

 

長年評判の良い店を維持するには、4年に一度のリニューアル、10年に一度の大幅改装が必要という経営者もいます。

 

SNS時代は店舗の話題性や、モノに飽き足りている成熟時代は、商品を購入するだけでなく、楽しい事、わざわざ店舗に行きたくなる魅力が店舗空間に求められています。これはお客さまだけでなくそこで働く社員も同様の価値を求めています。

 

以上、自社の店舗点検のポイントに、参考になさってみてください。

 

 

 

タグ:店舗空間新規客
Posted at 07:00