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きものの“しつらい”を大切にする深谷「いせや」 お客さまに必要とされる店づくり

いせや呉服店(埼玉県深谷市)

いせやきもの業界 2018.12.25

店舗情報

社  名    株式会社いせや呉服店

代 表 者   土屋亮太 氏

所 在 地       埼玉県深谷市仲町4-3

取扱商品    呉服、写真

社  員    60名

電    話    048-571-3161

http://www.kimono-iseya.com

 

「いせや呉服店」(埼玉県深谷市、土屋亮太社長)は、埼玉県深谷市を中心に呉服5店舗、写真スタジオ「Komachi」4店舗、振袖専門店「ファーストコレクション」1店舗を展開し、地域密着型の商いを通じて「お客さまに必要とされる店づくり」を推進しています。着付け教室をはじめお客さまへのサービス機能の充実に取り組むなど「より専門職を磨く」ことによって、きものの“しつらい”を大事にしたビジネスを展開している同社の今後について土屋社長に話を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本は訪問活動

――貴社は、「地域に必要とされる店づくり」を進めておられ、そのため、訪問活動、着る機会づくり、着用後のクリニックの3つを基本とした営業に力を入れています…。

「それは、今も変わりません…。展示会などのご案内は郵送でお送りしたりネットなどを通じて来店していただいおりますが、呉服の場合、訪問が基本です。会社は5月から143期に入り、半年過ぎましたが、社員には営業が出来るとか、接客ができる、あるいは加工ができるといったことはもちろん、ひとつひとつ出来ること、スペックを増やしていくことが大事だと言っております。私自身、きものだけ分かるというのではなく、スペックを増やし、出来ることを増やしていきます。つまり、営業だけ、加工だけというのではなく、オールマイティーを目指しています。例えば、営業の方は営業もできるし、着付けもできる…と。お客さまに対していろんなサービスができる」

――今、話にも出たのですが、着付け教室に力を入れていらっしゃいますね。

「営業の方も着付けができる、あるいはヘアメイクができるというのは、会社としてその社員にとっても“武器”になるので、そういう意味でいろんなスペックを持っていることが重要だと思っています。着付けに関しては、後ろ結びをずっとやってきていますが、今、前結びを取り入れて『いせや呉服店』としての前結びを打ち出し、着付け教室を活性化しているところです。お客さまにきものを着ていただく、いわゆる『コト』事業を進めていきたいと思います」

 

土屋亮太社長

2割やり方を変える

――といいますとーー。

「きもの屋としていろんな成長戦略があると思いますが、弊社の場合、8割は従来と同じ。2割やり方を変えようと言っています。2割変える。大手のNC(ナショナルチェーン店)、LC(ローカルチェーン店)を目指しているわけではないので、店舗を増やして売上を大きく伸ばすということではなく、あくまでも地域に根差した商いをさせていただき、145期には売上高10億円を目標に取り組んでいるところです。『地域にいせやがあって良かった』とお客さまに言っていただけるよう、より地域に根差した10億を目指します」

――そのための施策ですが、どんなことを心がけていますか?

「これからの呉服はもちろんスタジオもそうですが、きものの“しつらい”を大事にしていきたいと思っています。“しつらい”というのは店舗の外観だけではなく、商品内容も、働いている社員の品格を高めるということもそうです。より専門職を磨いて、『いせや呉服店』としての“しつらい”、品格ある社員を育成していきたと思います。そのためには、会社として『ここが強味である』ということが言えるーーその強味を強化していきます」

 

本店の店内

会社の強みを生かす

――「いせや」さんと言えば、“B全ちらし”の案内状が知られています。

「“B全ちらし”は、前社長から引き継いでもちろん継続しています。確かに弊社の“武器”で強味でもありますが、お客さまへのご案内は今後B全ちらしにこだわらず、その半分のちらしにしたり、ネットを含めいろんな形で打ち出していきたいと思います。それと、現在、店舗のある周辺の町で移動市をやっています。12月は新規のお客さまやいわゆる“休眠客”さまに対してのご案内もさせていただいており、まずは本店に多くの方に来ていただこうということでやっております」

――移動市というのは?

「営業はどうしても呼びやすいお客さま、行きやすいお客さまのところへ行くと思いますが、やはり新規のお客さま、“休眠客”といわれるお客さまへのアプローチも重要です。12月は移動市をやりながら本店にもお越しいただけるよう総力で頑張っているところです」

――ところで、今年のヒット商品はありますか?

「そうですね、今年の夏、『撫松庵』のゆかたが結構売れました。3万~5万円するのですが、人気ありますね。一般呉服で言えば、11月の売り出しで沖縄の琉球絣、紅型が売れました。来年1月は博多帯を仕入れて販売していきます。博多帯は、事前に博多で産地研修を行い、力入れております」

(文・西本俊三)

 

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