インプットしないとアウトプットは絶対にできない
2019.01.30書けないのは当たり前
一年で一番寒い時季ですね。でも、季節は確実に立春に向かって進んでいます。こんにちは。PR現代の大下直子です。
さて、前回は、2018年の暮れ、クリスマスが過ぎていよいよ慌ただしくなってきた12月26日のブログのお当番でした。「何を書くか?」について11月からお話しをしていますが、12月は中でも今話題になっていることや、自社のサイトの分析をして、結果、強いキーワードをブログに織り交ぜていこうというご提案をさせていただきました。
キーワードは分かった。書くべきことは決めた。皮切りに○○○を書こうと思うけど、その後が続かなくて……
どう書いたら良いのか分からなくて……という方もいらっしゃることでしょう。何を書くかを決めてしまえばもうこっちのもの! という文章を書き慣れている方もあれば、まだご自分のリズムやテイストやカラーが分からないため、書けない、書けない……、と頭を悩ませていらっしゃる方もいらっしゃいます。
ウェブサイトの場合、他のサイトから、あるいは自社の過去のブログなどからコピー&ペーストすると、すぐに「パクった」ということがばれてしまいます。読者や顧客にバレルのではなく(もちろんバレル場合もありますがそれは、まだキズ浅)、それより前にGoogleにばれてしまうんです。
なので、すべて自力でガンバッテ入力をしなければいけません。
大変なことですが、キーボード入力はやればやるほど、それぞれに黙っていても上手になっていきますので、要はどう書くか? の問題です。
インプット(読む、聞く、体験する)しないとアウトプット(書く、しゃべる、発信する)ことが楽に、上手に、得手になるわけはなく、自分の中にどれくらいの「ネタの貯金」をすることができるか? が大きなポイントになってくると思います。
通勤が電車の方は中吊り広告や駅の看板など、目に飛び込んでくるあらゆる者が情報です。また、新聞を読まない人が増えていますが、ネットでもいいので日々のニュースや話題には絶対に目を通しておきたいものです。朝ご飯をゆっくり食べながらニュースをチェック! なんていうのが習慣になるとすてきですね。
そして、何よりももっとも「情報」が多いのは店の売り場、お客さまとのやりとりです。お客さまと巧みに楽しく、面白く、雑談ができるようになれば一人前と言われますが、ブログを書くのも本質は同じかもしれません。
まずはパクろう(モノマネから)
ウェブサイトからコピー&ペーストするのは絶対にNGですが、新聞や雑誌、書籍、通販カタログなど(もちろんうぇぶでも)で、よく書けているとか、感動したとか、すてきと思う文章やセンテンスがあったらノートに書き写しておく、スマホで写しておく、など自分の語彙を増やすための努力をしてみませんか?
私は、割とサクサク書ける日もありますが、まったくダメな日もあって、本当はダメな日はあきらめて書かないと決めて、気晴らしや気分転換をしたり、インプットに時間を使ったりするのが精神的にもいいのだろうと思うのですが、いかんせん毎日が〆切のような過酷な量を書いていると、「気が乗らないから書かない」というわけにもいかず、そんなとき、気持ち悪くなりながら「ボキャブラノート」をパラパラめくっているうちに活路が開けてきたりします。
形容詞や言い回しを増やしましょう
村上春樹じゃありませんが、物事を形容するのに、日本語にはとても豊かで多くの形容詞や形容の仕方が存在しています。その中で良いと思ったものをノートやスマホに記録しておきます。
「とても大きなおにぎり」
を別の形容の仕方をしてみる。
巨大なおにぎり 特大のおにぎり、ビッグサイズのおにぎり、ビッグマックよりすごいおにぎり、見たこともないような大きさのおにぎり、でっかいおにぎり、食べ切れそうもないほどのサイズのおにぎり、ビックなおにぎり、意外なサイズのおにぎり、メロンのようなおにぎり、殊の外大きなおにぎり……頑張ってみるとけっこうありそうです。
これも、自分の使いやすいものに記録しておくと良いですね。
私は文房具がとても好きで、これはどちらかというともはや「好き」というより、「趣味」といったほうが良いのかもしれませんが、コンビニなどでも、何も足りないものがなくても文房具の売場をちょっぴり除いてしまうほど。特にノートとペンが大好きで、ノートに書くと萌えるのですが……(好みのノートに好みのペンでっていう意味)
最近、チームの若い人たちがどんどんステキなアプリで、新しい仕事のやり方を教えてくれて、それはそれで萌えるとか、好きとかという感情は湧いてきませんが、便利なので活用させてもらっています。
もともと、LINEで自分1人だけの「グループ」を作り、街で見かけたものや、病院の待合室で読んだ雑誌のページなどは写真を撮ってそこへ投稿したり、ちょっとしたメモや備忘録には使っていたのですが、若い人たちが改善、提案してくれたのは、Googleのスプレッドシート、OneNote、トレロといったアプリです。
年齢的には時代の変化とそのスピードに付いていくことがストレスに感じる世代ですし、友人達はもっとのんびりと、穏やかに暮らしているのですが、足をひっぱりながらなんとか、いろいろ教えてもらって頑張っていると、これがまた、なかなか便利!もしかすると、お店の若い人たちは、もっとウマイやり方を知っているかもしれませんし、目的や目標を共有した上で「やり方」は知恵を出してもらったら、年配の上司達が思いもよらない効率的で上手なやり方を考えついてくれるかもしれません。
これまでのやり方や、今までの常識にとらわれず、インプットの機会やチャンスの多い若い人たちに耳を傾けてみるのも一考ですし、若い柔軟な脳ミソを持った、ハイポテンシャルなこれからの人たちにインプットの機会を与えて上げると、想像以上に成果が出るかもしれません
そんな皆さまのためにWeb塾を開催いたします
(呉服業界小売店限定申し込み先着20名様限定)
◆講座内容
①2/26(火) 「ウェブ運用 基本講座」
②4/3(水) 「ブログ作成 実践講座」
③5/28(火) 「ブログとSNS 写真撮影 実践講座」
④7/3(水) 「動画作成 実践講座」
⑤9/11(水) 「地域に強くなるコンテンツ作成 実践講座」
⑥11/6(水) 「オリジナルコンテンツ作成 実践講座」
※各回にて次回講座の課題をお伝えするため、全回分へのご参加をおすすめします。
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