反対の法則

〜動画運用を始めるために その3〜

今日は3月31日。
年度末の日ですね。

今日は朝から日本橋で会議があったため
出勤したのですが、
通常ではありえないほど
電車が空いていました。

ラッシュ時の通勤電車が
毎日これくらいなら
ビジネスマンのストレスも
かなり軽減されるだろうなあと
思いました。

さて、動画運用 その3です。

タイトルの反対の法則とは、

動画のシナリオを考えるとき
私が常に意識していることです。

具体的にはこういうことです。

動画で笑わせたいなら、
しんみりするシーンを最初に持ってくる。

逆に泣かせたいなら
笑えるシーンを入れ込む。

コミカルにしたいなら、
シリアスな要素を入れ込む。

といった具合です。

YouTube動画を作る場合、
長くてもせいぜい10分〜15分程度。

それ以上ですと
視聴者は飽きてしまいがちです。

その短い尺の中で、
反対の法則を使います。

ちょっとしたことですが、
これを意識するだけで
動画に抑揚が生まれ、
面白みのある映像になると
思います。

さて、動画を作る場合の
プロセスですが、

まず最初に
①ターゲットと結論です。

どんな方をターゲットにするかを
明確にします。
そして、その方の課題を設定し、
それを解決するという
テーマを決めます。
あえて明文化する必要はありませんが、
動画運用にかかわる人たちと
共通認識を持つためにも、
明文化しておくほうが良いと思います。

次に
②シナリオづくりです。
ターゲットの課題解決のために
どんな商品やサービスに焦点を当てるか。
また、ターゲットに
どんなふうに感じてもらいたいのかという
大雑把なシナリオを決めます。

そして、そのシナリオを
面白く伝えるために、
テイストやノリを決めます。

明るくコミカルにするのか、
語りべ的に、真摯な雰囲気でいくのかなどです。

このときに、キャスティングも
合わせて決めます。

誰が登場するのか、
お客様に参加していただくのかなど
登場人物を設定しておきます。

合わせて、衣装はどうするのかなど
テイストにあったイメージを
表現するために必要な
衣装や小道具の手配を行います。

なお、動画制作というと絵コンテを
思い浮かべる人がいると思いますが、
無理に絵コンテを作る必要はありません。
絵コンテを作るには、
かなりの経験が必要ではないかと思います。

そして、次に
③撮影です。

最初はスマホを使って撮影するのが
簡単です。
ただし、カメラ(動画)の撮影モードを
1080px 30fpsに設定しましょう。
1080pxというのは、フルハイビジョン画質のことです。
(4kの場合は2160pxとなります)
fpsというのは、1秒間を何コマで撮影するか
というものです。30fpsは標準レベルのもので、
よりなめらなか画質で撮影したいときは
60fpsを選びますが、動画データが非常に重くなるため
編集時に、ちょっと苦労するかもしれません。

まずは1080px、30fpsで撮影します。

今のスマホならほぼすべての機種で
このレベルの撮影が可能です。

なお撮影の際のポイントは、

・横位置で撮る
・カメラを基本的に動かさない。
・10秒程度の動画を撮る。

です。

動画編集をする際、
大抵の場合10秒以上の動画データを
そのまま使うことはありません。
動画素材の10秒は、非常に長い部類に入ります。
10秒程度の動画を何カットも撮影し、
あとでつなぎあわせるときに、冗長にならないよう
不要部分をカットします。

そして
④編集作業です。

その1で紹介したような
動画編集ソフトを使い、
スマホで撮影した動画素材を
つなぎ合わせる作業です。

動画を編集するときの構成要素は、
①撮影した動画や静止画
②テロップ(動画に合わせたテキスト)
③BGM
④ナレーション(追加で入れる必要がある場合)

です。

動画素材やテロップが
重要なのはもちろんですが、

中でもBGM(音楽)の選択が
とっても重要です。
動画のイメージを決定づけるのは
ある意味音楽かもしれません。

YouTubeにアップする動画には、
著作権のある楽曲が使えません。

動画編集ソフトに内蔵してある
著作権フリー曲や
著作権フリー曲を集めたサイト、
YouTubeの管理画面(YouTube Studio)内に
無数の著作権フリー曲があるので、
そこから選ぶことになります。

動画のイメージに合った
曲探しは、わりと時間のかかる作業です。
(つづく)

明日は4月1日。
いろんな嘘が飛び交うと思いますので、
yahoo!のトップ画面、
Googleのトップ画面など
メジャーなサイトを色々と
見てみると
4月1日限定のサプライズに
出会えるかもしれませんね。

 

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