こんにちは。PR現代の佐藤です。
10月中旬になりました。
上着を着たり着なかったりと、相変わらず微妙な天候が続いています。
コロナウイルス感染症も、国内ではやや沈静化してきたのかな?といった空気が漂い始めています。
gotoキャンペーンも東京が対象に加わりました。
経済が活発化することは大歓迎ですが、また感染者が一気に増えるなんてことは勘弁してほしいですね……
欧州ではここにきて春よりも感染者が増えているというニュースを見ました。
ワクチン開発もまだ道半ばといったところのようです。
インフルエンザが流行する、これからの季節が本当に心配ですね。
さて、前回「マイナポイント」についてブログを書いたのが9月17日でした。
あれからほぼ1ヵ月が経ちましたが、申請を実践した「マイナポイント」の交付通知書は
残念ながら昨日まで届きませんでした。
残念ですが、続きは次回に回します。
補助金関連では「持続化給付金」の不正受給に関するニュースが目立つようになってきました。
なんと1,000件超も!
コロナで苦しんでいる多くの企業、関係者を馬鹿にした許されない行為だと強く感じます。
少しでも早く給付金を届けたいという思いで懸命に手続きを進めてきた関係者には本当に
申し訳ない話です。
早い給付を実現するために簡素化された仕組みを逆手に取った、許しがたい犯罪です。
この「持続化給付金」は、売上が前年同月比で50%以上減少している法人、個人事業主が対象で、給付額は法人が最大200万円、個人事業主が最大100万円というものでした。
この「持続化給付金」の不正受給の簡単な仕組みは、SNSなどを通して不特定の個人に
営業し、申し込みを受ければあとはすべて代行業者が段取りをしてくれるもの。
LINEなどで免許証、自身の口座番号などを連絡すると、確定申告書が届く、税務署で受付印をもらい送り返すと給付金が振り込まれてくる。
しかもオンラインで申請が可能なので、ますますの盲点となったとのだと推察できます。
ニュースのインタビューでは「こんなに簡単に100万円が手に入って、逆に恐くなった」と言っていたのが印象的でした。
昨年の売上を1万円にして今年が5,000円でも50%減で通ってしまいます。
何度考えても腹立ちますね。
代行業者への手数料は20%ということです。それだけで1,000件なら2億円になってしまいます。
100万円なら10億円。
大変な数字ですよね。
経済産業省は、不正受給の増加に伴い本格的な調査をすでに行ってきています。
安易に不正が出来る分、見つけるのも比較的簡単ではないかと思います。
例えば「持続化給付金」スタート以降に確定申告を行っているものについては絞り込みやすく、摘発もしやすいと考えられます。
通常は不正受給を行った場合、2割の上乗せ返還が必要となるがが今回は自主的に申し出れば上乗せはを求めないとのこと。
但し、悪質な場合には氏名、社名などを公表するとしています。
更には刑事告訴の可能性も十分あるものです。
安易な気持ちでおいしい話に乗ってしまった人が多いと思います。
特に10代〜20代の事例が多いそうです。
騙す業者の存在が大問題ですが、話に乗ってしまった人も立派な犯罪だと自覚して、行動してもらいたいものです。
ちなみに返金手続きも希望者が殺到していて、手続きを一部停止しているとのこと。
この「持続化給付金」は来年1月15日まで申請期間があります。
9月から申請方法は変更になっているようですが、この先は必要な人、企業だけがしっかりと給付金を受け取れるようになってほしいと願うばかりです。
昔から補助金、助成金などでも不正受給は後を絶ちません。
国の財源を活用している訳ですから、もっと処罰を厳格にしてもよいのではないかと思います。
特に今回のように国全体が一大事で国の財政も厳しい中で、公然と詐欺行為が行われていることが残念でなりません。
弊社も2種類の補助金に申し込みを行っていますが、採択まで平均して3カ月以上の
時間がかかっています。
イライラしてしまうこともあるのですが、今回の事件を目にすると国民のために必死で手続きをしてくれている各省庁の担当の方には感謝しなければいけませんね。
次回は「マイナンバーカード」申請の結果をお伝えできると思います。