vol.223
今日、繊研新聞にきものやまとの矢島社長をはじめ
業界を代表する大手NCの経営者の方々のインタビュー
記事を目にしました。
コロナ禍によって、難しい経営の舵取りを
しなければならない中で、
それぞれに新しいチャレンジをされています。
オンライン接客やお手入れや保管への
新しい取り組みなどです。
コロナ禍を「リセットの機会」と捉え
催事依存の営業体制の一新を図る考えのようです。
宝飾業界でも、オンライン接客が本格的に
スタートし、成果がで始めてるとのこと。
日に日に感染者数が増える中で、
今後もオンラインでの取り組みが
より一層広がっていくと思われます。
私たちも、オンラインでの会議や
セミナーが本当に増えました。
通勤電車に乗る必要がある
出社を極力控え、感染予防に
努めています。
慣れてきたとはいえ、オンラインだと
やはり不便なことが多々あります。
実際に顔を合わせて話をすれば、
相手の表情や目の動き、
ちょっとした雰囲気から
気持ちを推し量ることができます。
しかし、画面ごしだと
そうしたことは見えにくい。
また、メールやLINEなどの
テキストでのコミュニケーションは
さらに難しく、ニュアンスを正しく伝えたり
相手のメッセージの真意を読み取るのは
なかなか骨が折れるときがあります。
そんな中、
テキストコミュニケーションを
円滑に行うためのノウハウを
7つにまとめている記事があったので
紹介したいと思います。
1)最初の行にポジティブ発言
2)できるだけ早く返信
3)感謝の言葉は惜しみなく
4)語尾に感情と親しみを
5)意図を正確に間違いなく
6)一対一で話さない
7)いつも誰に対しても丁寧語
この7つです。
1)の最初の行にポジティブ発言とは、
テキストを読むというのは
意外に面倒で億劫な作業。
ゆえに最初に目に飛び込んでくる
1行目に元気になる挨拶や相手を尊重する
優しさが感じられるような
ポジティブな内容にすることで
相手の心に寄り添うことができるのだとか。
2)はとてもシンプルで簡単なことのようですが、
時として返信をしなかったりできなかったり
することがありますが、
短文でも即座に返すことで相手の不安は
小さくなるとのこと。
3)は「ありがとう」という感謝の
言葉をしっかりと伝えることで
コミュニケーションが円滑になるんだそうです。
4)これは、
例えば「お願いします」と書くのか
「お願いします〜」とか「お願いします!!」
と書くのとで相手に伝わる印象が
大きく異なるという意味で、
相手によって使い分ける必要はありますが、
ひと工夫するだけで自分の気持ちが
伝わりやすくなるとのこと。
5)は
シンプルで短い文章を心がけることは
大事ですが、
主語や述語、目的語などの重要な要素を
省いてしまうとこちらの意図が正確に
伝わらなくなりがち。
よって、指示や依頼をする際、
狙いや意図を丁寧に書くことが大事だそうです。
6)上下関係がある相手との
一対一のメッセージは、なるべくさけるべき
とのこと。
上司から部下へのテキストメッセージは
時として相手を精神的に追い込んでしまいがちなので、
CCをつけるなどテキストの密室化を
極力防ごうということ。
7)これは
もっとも大切でもっとも簡単に実行できるもので、
どんな相手にもどんなときも丁寧な言葉で
接するというルールを守るだけで
コミュニケーションが円滑になるのだとか。
なるほどな〜と思います。
思い当たることもあるので、
私もこの7つを実践してみようと
思いました。