AIモードついに日本上陸。どんな影響があるのか?

こんにちは。PR現代の神山です。今日は先日Google上で今後大きな影響を与える可能性が高い仕様変更について話ししたいと思います。それがタイトルにもある「AIモード」です。

AIモードとは

Googleが開発した生成AIを活用した検索の新機能」で、従来の検索では複数のウェブサイトから情報を探したり、内容を比較したりする必要がありました、AIモードでは検索キーワードや質問文に対して要点をAIが自動でまとめてくれるため、答えにたどり着くまでの時間が大幅に短縮されます。Googleの画面上では、検索キーワードを入力する検索ウィンドウの右側にボタンがあり、ここからAIモードに直接アクセスできます。虹色にキラキラ光る演出があります。また、検索結果の画面では、「すべて」という選択されているメニューの左側に「AIモード」のタブが出現します。この「AIモード」を選ぶと、検索キーワードに基づいた情報をAIが検索し、あらゆるサイトから情報を引用し、Geminiの回答のように生成された文章が出現します。

AIモードの出現で何が変わる?

おそらく、現時点でのAIモードの影響はほとんどないと思われます。日本より早くAIモードが実装されているアメリカでもAIモードの使用率は1%程度なのだそうです。アメリカでAIモードが実装されてからまだ数ヶ月という状況なので今後どのように活用されるようになるかは未知数ですが、日本でもしばらくはAIモードは「知る人ぞ知る」機能でしょう。
さて、実際にAIモードを使ってみた印象ですが、感じた点を以下にまとめます。
●これまでのように検索順位1位のサイトの情報が優先的に記載されているわけではない。
●AIモードで提示される情報で、ある程度検索した人の知りたいことが満たされる。これによりサイトのリンクをクリックする人は減る可能性がある。
●AIモードで示された内容に追加で知りたいことや疑問がある場合、ページ下部の「質問する」ウィンドウに質問や依頼を記載することで、
さらに深掘りした情報を得ることができる。
●検索キーワードを入力して、関連するサイトを見つけるというより、AIに質問を投げかけ、AIが回答するという「Chat GPT」や「Gemini」を使っている感覚とほぼ一緒

「AIモードを使うとサイトへ行く人が減る」可能性が高くなるのではないかというのが一番大きな懸念点です。AIモードの画面には右側に引用元がバナーのように表示されています。これをクリックすることもできるし、本文のところどころに引用元へ飛べるクサリマークもついているので、導線としてはしっかりしていますが、果たしてこれを押す人がどれくらいいるでしょうか。

AIモード、対策すべきことは?

AIモードが実装されたことも含めて、ChatGPTやGemini、PerplexityといったAIを使って検索するユーザーが増加しています。最近では、Ai経由でサイトに訪問し、予約に至るケースが散見されます。今後、こうしたAI経由のユーザーが増えることを前提に、自社のウェブサイトのAI最適化策を図る必要があります。最適化策には、専門のエンジニアによる対策とコンテンツづくりに携わるスタッフさんでもできる対策の両方があります。
専門のエンジニアへは、AI最適化を依頼すれば、具体的な改修やメンテナンスを行なってくれます。一方社内でできるコンテンツづくりでは、まず意識改革が必要です。これまで特定のキーワードにおける検索順位向上を目指してきましたが、これからはAIに引用されるコンテンツを作ることを目指すという意識が重要です。その上で、これまで以上にE-E-A-Tと呼ばれるコンテンツを強化していく必要があります。今後ユーザーは検索する際、単語ではなく文章を使うようになっていくという予測もあるため、ユーザーの質問に答えるというスタンスでコンテンツを作っていくのが良いと思います。

しかしながら、AIモードが実装されてまだ一週間とちょっとです。今後ユーザーがどのようにAIモードを使うのか? ウェブ活用におけるAIの影響がどうなるのかは未知数です。日々発信される最新情報に耳を傾けながらトライアンドエラーを繰り返していくしかありません。

 

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