こんにちは。しもじんこと、PR現代 の下島です。
これまで弊社ウェブマガジンに掲載中の「顧客創造の突破口ブログ」をこの会社サイトに統合し、2020年9月から、このコーナーで紹介していきたいと思います。
ブログ担当は、私を含む当社の四人の役員、そしてプランナーとしてめきめきお客さまからの支持を頂戴するようになった佐藤静子です。
予測し、スケジュール化し、ホウレンソウしよう!
当社では毎月月初の月曜日にズームを用いて「全体朝礼」を行っています。今月は8月31日(月)に行いました。
そのときに社員と確認したことは、2つです。
ひとつは、お客さまへ感謝の気持ちが伝わるような仕事をしようということ。
もうひとつは、仕事の精度と満足度を高めるために、予測し、スケジュール化し、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)しようということです。
コロナ禍にあって、社員、お客さまとのリアルの接点は減りましたが、その分、オンラインでのコミュニケーションやセミナーでお会いする機会はたいへん増えました。
PR現代の社員・スタッフとして、予測し、スケジュール化し、ホウレンソウし、お客さまの期待に応えられるようさらに努めて行こうと確認をいたしました。
アフターコロナ 見えてきた7つのメガトレンドが興味深い!
そして本日ご紹介したいことのもうひとつは、6月に発売された、日経クロステック編『アフターコロナ 見えてきた7つのメガトレンド』-非対面経済の全貌-(日経BP、2020/6/2)というムックです。
この本は、ウィズコロナ、アフターコロナのときに、社会はどのように変化しているのか、日経関係の専門記者がまとめたもので、言われてみればそうだよねとか、やっぱりその方向かという内容だと思いますが、自社の今後の経営戦略を考えるうえで、やはり抑えておいきたいポイントだと感じました。
以下がその7つのメガトレンドです。
1:分散型都市
(拠点は集約せず、グローバルに分散。食べ物やエネルギーは地産傾向へ)
2:ヒューマン・トレーサビリティー
(人々への追跡・行動経路の見える化)
3:ニューリアリティー
(オンラインが揺るがすリアルのあり方。オフラインとオンラインの境界線が曖昧になる)
4:職住融合
(経済の効率性、労働環境の適合。オフィスと住宅が再開発される)
5:コンタクトレステック
(「三密」回避を実現するテクノロジーの台頭。遠隔サービスが5Gの普及で加速化。タッチレス操作)
6:デジタルレンディング
(融資手続きのオンライン化。与信に関する事務処理やコミュニケーションコストの削減。顧客に最適かつ迅速にローンを提供)
7:フルーガル・イノベーション
(従来のサービスや製品を再設計して、新たな価値を生み出すこと)
※フルーガル(質素、倹約的)・イノベーション」とは、最少の資源とコストで、最大の価値を機敏に生むイノベーション:参考「ハーバードビジネスレビュー『フルーガル・イノベーション:最少の資源で最大のインパクトを生む』」
日経クロステックは技術者やビジネスリーダー向けの技術系デジタルメディアです。 全5章で構成され、前半の2章はドキュメントとタイムラインで、ここまでのコロナ危機を紹介。後半の3章は今後の展望について。第3章は自動車、電機、金融・フィンテックなど業界別にコロナ危機の影響を分析。第4章は企業人や政治家、有識者らキーパーソン31人へのインタビューです。
今回ポイントを紹介した第5章が編集部による今後の経済社会・技術展望で、「7つのメガトレンド」となっています。同書では「新型コロナは、企業の従来型の事業を見直す契機」としています。まさしくいまそのような状況になっています。
変化の時に成長するのか、下降するのか、価値を再開発するためのチャンスとすべき時がきています。
特に専門店マーケティングにおける重要なトレンドは、職住融合、コンタクトレステック、デジタルレンディング等がもたらす、「ニューリアリティー」と「フルーガル・イノベーション」がポイントではないかと思っています。
専門店においても求められる、ニューリアリティーとフルーガル・イノベーション
きものやジュエリー、寝具などの専門店においても、オンラインとオフラインのシームレスな顧客づくりの仕組み(ニューリアリティー)や、従来のサービスや製品を再設計して、新たな価値を生み出すこと(フルーガルイノべーション)が求められています。
9月23日(水)当社のきもの事業部は「振袖Web集客最前線& リピーターづくりのためのデジタル活用セミナー」を開催します。
当日は、当社のクライアント先の実績に基づいたひと月間で振袖来店予約を30件を獲得した実践ノウハウのポイントなどを特別公開します!ぜひご参加ください。