JMGトップインタビュー vol.1（株）ハナジマ「わっすてき！ハナジマに来てよかった！」を追求する本格宝飾専門店

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JMGトップインタビュー vol.1（株）ハナジマ「わっ…

2021.06.04

JMGトップインタビュー vol.1（株）ハナジマ「わっすてき！ハナジマに来てよかった！」を追求する本格宝飾専門店

株式会社ハナジマ代表取締役社長花島素人氏
本社所在地：東京都江戸川区

ジュエリー小売業のマーケティング実践研究会「JMG」（ジュエラーズマインドグループ）はこのたび、日頃から活発なご商売をされ、地域になくてはならない店として地元顧客から愛されている各地の加盟店にインタビューを行いました。

また合わせて、JMGについて、今後さらに期待することやご意見、質問などもお寄せいただきました。

質問内容はおもに次の三つの項目です。

１：JMGに加盟して良かったこと

２：なぜJMGの活動を継続しているのか

３：今後JMGに期待すること

各社の営業理念やビジネススタイルとともにJMG活動への姿勢をご紹介します。

代々伝わる理念を商売の核に据え

結束を強めてきたハナジマのファミリービジネス

株式会社ハナジマは1957年の創業で、東京都江戸川区で宝石・時計・メガネを取り扱っています。地域の信頼は厚く、しっかりとした地盤を築いていますが、そのファン客は全国に広がります。一つひとつの宝石を生かしたオリジナル手作りのKayokoジュエリーを中核に据え、丁寧な接客スタンスから顧客満足度が高く、リピーター率の高さもさることながら、クロスメディアを駆使しての新規客獲得にも注力し続けています。店主自らも時計・宝石の専門家としてメディア露出を厭わず、ネット検索数の向上にも寄与しています。

また、花島家には家訓があり、ビジネスを行う上でも、人生を歩んで行く事においても重要なキーワードとなっています。

1、兄弟、家族絶対に仲良く
2、ものには必ず道理がある。その道理、仕組みを解明し、人生、商売に活用する事
3、勝てるチャンスを見つけ、日本を代表して世界に打って出ろ！そして勝ってこい！

このシンプルな家訓こそ、ハナジマの盤石な経営を守ってきた礎といえるでしょう。ファミリービジネスを行う上で家族の絆は絶対です。物事の仕組みを理解し、日本人として世界を見据えてビジネスに臨む姿勢は、つねに基本に立ち返ることを忘れない安定した経営体制をもたらします。シンプルな教えであっても忠実に守り続けるのは簡単なことではなく、ことあるごとに家訓について話し合う習慣が身についているからこそ受け継がれ、顧客への良質なサービスとなってビジネスの継続に生かされていると言えます。

2019年全日本ジュエリーショップ大賞を受賞

ハナジマは第２回全日本ジュエリーショップ大賞でグランプリを獲得しています。これは日本宝飾記者会が主催するアワードで、日本全国の宝飾小売店の中から、特に市場活性化に長けた小売店を選出するもの。宝飾業界の総意を得て選ばれるたいへん名誉のある賞です。受賞のスピーチでは家族や取引先、顧客への感謝を伝え、続く受賞店の講演では、創業者である先代から受け継いだ企業理念について語りました。ここでも宝飾業界の発展への協力を惜しまない姿勢が強く感じられます。

参考記事：https://next-webolution.com/interview/840/

JMG初代会長を務めた花島清治氏

JMG（ジュエラーズ・マインドグループ）とハナジマとの関わりは、1986年のJMG発足時に、現社長の素人氏の実父、故花島清治（はなじませいじ）氏が初代会長を務めたことに始まります。

JMGは、PR現代が主宰するマーケティング実践研究会で、地域に密着し、高い専門性を持った宝飾専門店グループを目指して発足しました。発足以来、時代の潮流を捉えつつ専門店のあるべき姿を追求し、進化を続けています。その根底には初代会長の花島清治氏が各会員と共に築いた経営哲学と、経営に対する誠実な姿勢が反映されています。

何よりも調和を重んじ、他者の利益を優先

今回のJMGに対する問いかけへの素人氏の回答は、シンプルで本質を捉えたものでした。

「元々は父が始めた活動ですから、続けて行かなくてはという責任感はあります。商売人としての良心を繋いでゆく活動でもあり、次の世代に伝えていくべきだと考えています。ただ、出過ぎないようにしています。JMGの理念に賛同して参加してくださっている他の加盟店が、自由に活動できるようバックアップすることを心がけています」

初代会長である先代の遺志を汲みながらも自らは黒子に徹し、新しく参加する加盟店が活動しやすいようにとの配慮を欠かさない、スマートな立ち居振る舞いにも花島家の家訓が生きています。

ハナジマの考えるJMGの未来像

では今後のJMGに期待すること、望む姿はどのようなものなのでしょうか。

「それぞれの加盟店の社員さんが気軽に参加できるようなミニセミナーや勉強会を継続して開いて欲しいと思っています。

例えばダイヤであったり、カラードストーンであったり、真珠についてなど、宝飾専門店にとって身近なテーマを掘り下げるような内容で。ハナジマでは社員の商品知識獲得や意識向上のための定期的に社内で勉強会を開いていますが、他店の社員さんと一緒に勉強することは色々な意味で良い刺激になると思います。各店のスタッフが実際に、店頭での販売に活かせるような実践的な内容のセミナーを１～2時間のコンパクトなスケジュールで開いてはどうかと思っています」。

いつの時代も人の世は動き続けています。が、今、まさに世界は大きく変わろうとしています。先人に学び、道理を理解し、未来を見据え、あらゆる事態を想定し、準備して、その時々に臨機応変に対応していく事こそが生き残る術であるとを、素人氏は語ってくれました。

株式会社ハナジマ

代表者：代表取締役社長花島素人氏
設立：1957年10月20日
〒132-0025 東京都江戸川区松江７丁目１１−３
事業内容：宝石の輸入、ジュエリーの製造加工及び、宝飾品・時計・メガネ等の販売
電話： 03-3652-8740
HP：https://www.hanajima.com/
HPはPR現代にて運用アドバイスサポート／PR現代発行の情報誌『Hills』ご活用店