Facebookの野心的なプロジェクトの仮想通貨「Libra」が大変なことに

やはり通過というものは、国家や権力者が管理すべきものなのか。

Facebookのマークザッカーバーグさんは、
世界共通の統一通貨を作るという旗を立て、
仮想通貨プロジェクト「Libra」を発表し、
そこには、VISAやマスターカード、paypal、ebay、Spotify、stripeなどの
世界的な企業が参加していました。

米国時間10月11日に、プロジェクトの創立メンバーである
VISA、マスターカード、eBayなど5社が、このプロジェクトからの
離脱を表明。金融サービス大手の離脱は、
Facebookにとっても大きな痛手となりそうだと
専門家は見ているそうです。

ブロックチェーンという新しいテクノロジーをベースに
構築される仮想通貨は、当初から国家権力や規制当局から
目をつけられていました。

なぜなら、ブロックチェーンによる仮想通貨には、
管理者がいません。

管理者不在でも強靭なセキュリティを維持し、
通貨を管理することができるため、
国という既存の権力者からすれば大いなる脅威に
映るでしょう。

ビットコインをはじめとする仮想通貨に対する信頼性は
まだまだ一般の人々まで浸透したとはいえませんが、
Facebookが統一通貨を作ることを発表し、
風向きが変わるかと思われましたが、
Facebook自身が引き起こした個人情報の漏洩問題もあり、
アメリカ政府から脅迫とも取れる
通知が来たそうです。

仮想通貨そのものはブロックチェーンによって、
安全に管理されるのですが、
その管理体制が甘かったため、
日本でもコインチェック事件などがあり、
仮想通貨に対する信頼性はまだまだ弱いです。

個人的には、
富が一極集中する傾向がどんどん強まっている社会構造を
大きく変革することができるかもしれない
ブロックチェーンのテクノロジーに
とても期待しているところがあったのですが、

やはりというか、当然というか
権力側からの「待った」がかかりました。

ここからFacebookがどう巻き返していくのか注目です。

こういう「待った」が入ることは、
Facebook側も想定はしていたと思うので、
対処方法はいろいろと考えているとは思いますが、
仲間をどんどん失っていけば、
このプロジェクトを
スピーディに推進していくことはできないかもしれません。

いつの時代も、規制や既得権益との戦いはあるもので、

通貨という社会システムの根幹をなすモノを一企業が
リードして作るということを
権力側でなくても懸念している側面もありそうです。

一般庶民には、Facebookは
GAFAと呼ばれる世界を牛耳る四大企業なので
権力者側にも似た立ち位置に見えなくもないです。

普通、こうした新しいテクノロジーは
守られるべきという風潮になると思いますが、
今回は、ちょっと様子が違いそうです。

この後、どんな展開になるのかとても興味があります。
願わくば、Facebookには新しい道を切り拓いて
もらいたいなと思います。

 

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