どうなる? 18歳成人

2020年の成人式が終わりました。
振袖のお世話をするきもの専門店にとっては
一年でもっとも忙しい時間を過ごしたことと思います。
朝3時半とか3時にはお店を開ける
というお話しも聞きました。
成人式が終わってから、今度は戻ってきた着物を
畳んだり、整理したりと
朝から晩まで大忙し。

私の地元でも成人式が盛大に行われており、
駅周辺に振袖姿のお嬢さんたちがいたり、
親御さんの車から、振袖姿のお嬢さんが出てきたりと
たくさんの振袖姿を目にしました。

そんな慌しく、華やかな成人式、そして振袖姿が
今後様変わりする可能性があります。

18歳成人の問題です。

先日もとあるお店の社長と一緒に、
いったいどんなことになるのか、
というのを整理してみようということで
画像のような表を作成してみました。

みなさんご存知の通りなのですが、

2023年(令和5年)の成人式が問題になってくるんですね。

20歳で成人式を行うのか、
18歳に移行するのかの表明をまだしていない自治体が多く、
どうなるのかが見えません。

もし、18歳成人に切り替えるということなら、
3学年同時に成人式を迎えることになり、
少なくとも、同じ日同じ時刻に成人式を一緒に
行うことは物理的に難しいとのことです。

振袖も例年の3倍必要になり、
着付けをしてくれる人材、
ヘアメイクをしてくれる人材も3倍必要です。
そして、その準備にかかる時間と手間も3倍です。
同時に行う場合でも日を分ける、時間を分けるなどの
対策をしなければなりません。

成人式をする会場も現スペースの3倍必要になります。
日を分けたとして最大で3日分の会場確保となります。

そして、早ければ今年の夏には、
この2023年(令和5年)の成人式対象者への
アプローチがスタートします。

あと半年で動き出さなければならない
という待ったなしの状況。

名簿の確保をどこまでするのか?
アプローチは何年生まで実行するのか?

悩みはつきません。

もし18歳成人に切り替わる場合は
3学年に振袖が十分に行き渡らないため
お断りせざるを得ないということも
起こり得そうです。

消費者の間にも
「成人式 いつ?」など不安が現れた
キーワードが使われるようになってきています。

どっちになるにせよ、
自治体には早く結論を出していただきたいものです。

 

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