インスタ写真は雰囲気写真じゃないとね。

東京は今日も暑くて、むしむしする1日でした。
ちょっとしたサウナに入っているような気分になります。
汗がとめどなく流れてくるので、ダイエットには良いかもしれません。
また、今日本当にご無沙汰している京都のメーカーさんが突然来社され、
弊社大下禮敬相談役と話に花を咲かせていました(笑)

さて、今日は東京箱崎で開催された繊研新聞社さん主催の
「インスタ活用セミナー」に行ってまいりました。
呉服業界向けのセミナーではなかったのですが、とても勉強になるセミナーでした!

異なる世界でご活躍の講師の方は、二十歳そこそこで企業したというアクティブな女性。
今もアパレルショップやブランドショップ、百貨店などでインスタグラム活用の
コンサルティングを行っているとのことです。

 インスタグラムの運用とウェブ運用とでは、ちょっと毛色は異なるものの、
取り組んでいることにはとっても共通点が多く、
まず、インサイトを見てどんなユーザーが利用しているのかを知ることが大事だよ!
ということからお話がはじまりました。
 インサイトとは、自社のインスタグラムを見てくれた人はどんな人だったのか、
どういう世代の人で、何時頃に見てるのかなどウェブサイトでいうところの
アナリティクスを使ってのアクセス解析のことです。

 そして、ターゲティングのこと、ユーザーにいいね!してもらったり、
フォローしてもらえる写真とはどういうものか、
インスタ映えし、ユーザーに好まれ、結果として売上に結びつく画像の撮り方と内容は多岐にわたりました。

 もちろんというか当然なのでしょうが、インスタグラムを運用するとき、
ターゲットを絞るということが重要だそうです。
ウェブも同じですね。年代や趣向によって、好む写真も違うので、
ターゲットを絞らないとインスタグラムの画面に表示される画像に一貫性が生まれません。
画面に一貫性がなければ、「おしゃれ!」とは思ってもらえないので
掲載している写真の商品やサービスが価格よりも安く見えてしまいます。
 このお話を聞いて思いました。

 ウェブでのターゲティングは、「キーワード」で決める。
 インスタグラムのターゲティングは、「写真のテイスト」で決める。

ということですね。

 色々なポイントを教えていただきましたが、講師の方のお話の中でキャッチーだったセリフは、

「インスタ写真は、雰囲気写真!」というセリフです。

ECサイト(ネットショッピングサイト)に使っている画像をインスタに使うと大抵の場合、
成果に結びつかないそうです。
ECサイトの画像は、商品をよりわかりやすく掲載することに主眼が置かれているため、
雰囲気よりも商品のディテールを大事にします。
ゆえに、雰囲気のある写真ではないため、ユーザーからのいいね!やフォロー、問い合わせは生まれにくいんだそうです。

確かに、インスタの写真は「雰囲気写真」ですね。

商品の全体像がわからなくても、影になってても、いい。
全体としての画像から発せられる雰囲気がおしゃれで、かっこよかったり、かわいければいいんですね。

私も、日頃ウェブコンサルや研修の中で、
ブログに使う写真の撮り方講座というのをやらせていただいていますが、
共通するポイントがいくつもありました。

ただ、アパレルというよりこだわりや微妙なニュアンスを求めるユーザーが多い世界では
さすがに写真の撮り方についてのポイントも多いです。

そして、話を聞いていてとても理にかなっていると思いました。

現場の忙しいスタッフさんが取り組むのであって、プロのカメラマンが撮影するわけではない
インスタの画像撮影は、当然のことながらスマホで行います。
そして、長い時間をかけて撮影するほど、皆さん暇じゃない。

いかに、短時間で、いかにおしゃれな雰囲気写真を撮るか?

という問題意識で取り組んでいるですね。

ウェブ運用と同じく、
毎日、画像をアップするのが基本。

インスタ撮影する時間をはじめ誰がやるのかというローテーションを組んで
ルーティンにして営業時間中に効率的に取り組んでいるところが
成果を出しているそうです。
インスタの画像しだいで、売上が変わるアパレルショップは多いのだそうです。

そして、ストーリーズをはじめ色々な機能が搭載されているので、
小売店にとっても少しずつ有用な使い方ができるようになってきていると思います。

 アメリカではすでに、インスタから直接商品を購入できるようにする実証実験が始まっているのだとか。
近い将来日本でも、インスタの画像をタップして商品が購入できる日が来ますね。確実に。

でも、ネットショッピングに使っているような商品画像では、
ダメっていうことですね。

 せっかく勉強させていただいたので、ポイントを整理して、
お取り組み先の皆さんと共有していきたいと思います。 

 

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