JMG 秋の定例研究会 『さすがや』に学ぶ買取りマーケティング開催レポート・PR現代

https://pr-g.jp/news/241009jmg

10月9日(水)JMG秋の定例研究会を開催!

宝飾・時計・メガネ、きもの、寝具に特化したマーケティング・企画広告会社「㈱PR現代」(東京・日本橋)は、同社が主宰する宝飾小売業経営者が集うマーケティング研究会「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」の秋の定例研究会 を10月9日(水)に開催しました。

今回は、JMG花島路和会長のスピーチはじめ、JMG各顧問のトピック、またゲスト講演として、Google 口コミ驚きの4.9、全国展開する買取専門店(株)さすがや 代表取締役 佐藤貴夫氏を講師に迎え「さすがやが取り組む買取りマーケティング」をお伺いしました。講演後は50分もの質疑応答を含め熱心な学びの場となりました。ここではその様子の一部をダイジェストで紹介します(文:下島仁)※JMGメンバーの皆さまはアーカイブ動画や資料を別途ご覧いただけます。

JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)秋の定例研究会
・日時:2024年10月9日(水)14:00-17:00
・開催形式【リアル会場】または【オンライン(ZOOM ウェビナー)】
・主催:株式会社PR現代

第1部 スタートアップ
◆JMG会長 花島路和 氏 宝飾専門店が今大切にすべきこと
◆JMG顧問からの最新情報トピックス
◆メンバー発表『宝飾店経営者による「ChatGPT」活用の実際!』
(株)ニイミ時計店 代表取締役社長 新美利治氏 (愛知県半田市)

第2部 ゲスト講演・質疑応答
◆『さすがや』に学ぶ買取りマーケティングー」
講師:(株)さすがや 代表取締役 佐藤貴夫氏

「JMG」会⻑あいさつ
(有)花路「ジュエリーハナジマ」代表取締役社⻑ 花島路和

【宝石店としての誇りを胸に】
お客様が宝石に思いを抱いてくださっている夢、憧れ、愛などをつたえる誇りある仕事が宝石商だと思います。その使命を果たすべく日々努力していかなければと切に感じる毎日です。

【自分自身もジュエリーを着用】
今日は私もジュエリーを着けてきました。アフリカ製の18金ネックレスです。お客様用にも数本仕入れました。今回購入した理由は当店創業20周年の時に子供に残せるような記念となるジュエリーを購入していなかったという思いがあったからです。

【パーマネントジュエリー】
皆さまは「パーマネントジュエリー」をご存知でしょうか? W&Jオンライン(藤井編集長)で紹介、されていて、「パーマネントジュエリー」を知りました。参考:『若者の間で話題のPermanent Jewelry』(W&Jオンライン)

パーマネントジュエリーは一度つけると外れない仕組みになっており、恋人や友人、家族など大切な人との思い出や記念になると若者の間で流行っているものです。(*専用工具で取り外し可能)。

「あなたの人生のかけがえのない宝物となるでしょう」と、大切な思い出などをジュエリーに刻もうという提案を「パーマネントジュエリー」で叶えるといいます。大切な人とパーマネントジュエリーを身に着け、絆や結びつき、互いの愛情を表現する。重ね付けも可能なので、恋人との愛情だけではなく、友情や家族との絆も同時に表現できるほか、自分の人生の特別な瞬間をジュエリーに閉じ込め、1人で身に着けるスタイルも提案可能な商品となっているなど、幅広いニーズにアプローチ可能な点が若い世代に受け入れられているのだそうです。

このような思いをジュエリーに託して、私たちはお客様、家族、地域に伝えていかなければならないと思っております。価格上昇の時代ですが、自信と誇りをもって価値に見合った価格を正々堂々と提示し、宝石の魅力をお伝えしていくことがこれからますます大切だと思います。

DXトピック「SNSを活用した新規顧客開拓について」
デジタルジュエリー®︎協会 主宰  JMG顧問  佐藤善久 

佐藤善久顧問のブレーンである、SNSの専門家、Revanche佐藤圭人氏から「SNSマーケティングでジュエリー業界の新たな可能性」についてご紹介いただきました。これからの販売戦略に欠かせないSNSの活用。どの媒体をどう使うかがカギであるとし、若い世代だけでなく、今後豊かになる世代にアピールするためにもSNSでの集客は必須であると説きました。特にTikTokの活用は、宝飾店においても今後重要なマーケティング戦略であると紹介がありました。

宝飾業界情報
JMG顧問 弁護士 新田真之介

「新しいブランドの見つけ方」として、IJTに出展しない若手クリエイターのキュレーション方法についてご提案いただきました。11月に開催される銀座和光のアンソロジー展を例にとり、優れたキュレーションがなされている催事に足を運び、才能ある若手クリエイターに注目しておくことが、今後の宝飾業界にとっても必要であるとお話しいただきました。

『デジタル関係に弱い私がChatGPTを使ってみた感想』

(株)ニイミ時計店(愛知県半⽥市)代表取締役  新美利治 社長
AIを単なるツールとして見るだけでなく、秘書や技術者として活用する視点が重要で、自分に合った使い方を見つけ、少しずつ慣れていくのが大切です。まずはやってみること。そして自分の不得意な分野をAIにやってもらい、人にしかできないヒューマンタッチの部分により、時間と手間をかけるべきと、実践から培った内容を詳細な資料をもとにご紹介いただきました。

ゲスト講演『さすがや』に学ぶ買取りマーケティング
株式会社さすがや 代表取締役  佐藤貴夫 

北海道の北見店を皮切りに全国で86店舗を展開する買取専門店さすがや。定例会後半は、さすがやの佐藤貴夫社長に拡大し続ける買取りビジネスの現状について解説していただきました。同社の買取りスキームの内容だけでなく、組織づくりの肝である、ミッション・ビジョン、バリューの策定や評価制度の浸透、さらに今後のビジョンについても質疑応答を交えて熱心に紹介してもらいました。

地道な行動が成功に導く「凡事徹底」
短期で業績を伸ばすことができたのは、販促と集客をコツコツ地道に続けてきたことに尽きます。右肩上がりのリユース市場にあっても、宝石と貴金属、特に色石は難しい世界。とにかく営業を続けていくためには、偽物を見分けるより先に偽物を持ってくる人の共通点を調べて対策を講じました。

グローバルのスピードについていくためには巧緻より拙速
人が育つには少なくとも3年はかかります。これは経営者共通の悩みだと思いますが、他人を完全にコントロールすることはできません。グローバルなスピード感に対応するためには、成長しながら軌道修正していくことも必要です。組織をまとめるために報酬と役割をクリアにし、全て数値化して人を評価していきました。

地方の若者に活躍の場を!
さすがやの創業理由の一つには、すべての人が可能性を信じられる世の中にしたいという「地方革命」があります。東京と地方の格差を知り、その格差の払拭がサービスとなりうると考えたのです。

(株)さすがや 佐藤貴夫社長には、丁寧かつ前向きな買取り事業で顧客の信頼を集める同社の経営方針をはじめ、買取り事業の実際や社員育成についてもかなり詳細に伺うことができました。具体的に同社のFCを検討したいというメンバーもあるほどの反響でした。

次回、JMG定例研究会は12月11日(水)、ゲスト講演としてコモンウェルスグループ(テンダーダイヤモンドジャパン株式会社)代表取締役 中村慶幸氏を招き、「ピンク キンバリー ダイヤモンド」の発表&ダイヤモンド市場の現状と展望についての最新情報を紹介。さらにメンバー相互による今年の人気企画やヒット商品についての情報交換をメインに行います。

オブザーバー参加のご相談も受け付けております。

JMGは宝飾小売業のマーケティング実践研究会です

(株)PR現代が主催する「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」は花島路和氏(ジュエリーハナジマ代表)を会長に、49社(2024.10.1現在)が加盟する宝飾小売業のマーケティング実践研究会です。一商圏1社(市区村ごと)が加盟でき、隔月での定例勉強会や情報交流、個別相談、WEBや販促物などの会員割引制作などを行なっています。詳しくは、JMGのホームページ をご覧のうえ、どうぞお気兼ねなくお問い合わせください。

 

 

 

 

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