今日は、色々な方から
誕生日のお祝いメッセージをいただきました。
SNSは日頃接点が少ない人とでも、
気軽にコミュニケーションができるので
本当にありがたいツールです。
そしてもうひとつ。
本日、6月16日に開催を予定している
きものDX(デジタル・トランスフォーメーション)セミナー
において
今あちこちのメディアで紹介され、
「マーケッター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、
2019年度ポーター賞を受賞して話題の
株式会社ワークマンの専務取締役 土屋哲雄氏の
特別講演が決定しました。
しない経営・データ経営・頑張らない経営
エクセルで企業風土を変え、
しない経営・頑張らない経営など独自の経営哲学で
ワークマンプラスが象徴するように
ワークマンを大きく変革された方です。
去る1月20日の水曜日、
新春ウェボリューションセミナーでも、
激変する社会に適応するために
きもの小売業、ひいてはきもの業界も
大きく変革していくことが求められていることを
参加者の方々と確認いたしました。
これまで小売店の経営者や現場の方々と
試行錯誤しながら創り上げてきた
Web集客ですが、ようやく必勝法と呼べそうな
「再現性のある型」ができつつあります。
激変する社会に適応するために
しかし、理想的な新規客を集めることはできても、
リピーター、そしてファンづくりには
まだまだデジタルを有効活用できているとは
言い難い状況です。
専門店の売上比率は、
おおよそ顧客で8割、新規で2割という具合なので
Web集客による貢献度はまだまだ低いのです。
そして肝心要の顧客売上は、
このコロナ禍で、厳しい状況にあります。
多くのお店は様々な創意工夫で大健闘されていますが、
それでも平時と同じというわけにはいかないようです。
だからこそ、変革が必要で
ある社長さまの言葉を借りれば、
勧誘して「買ってください」
というのではなく
お客様に着物に興味を持ってもらい
「これがほしい」と
言ってもらえる仕組みを創る
ことが今まさに求められています。
この変革を実現することは
途方もなく大変なことだと思いますが、
ありがたいことに小売りの現場には、
様々な情報資産があります。
顧客詳細情報、
買上履歴、
コミュニケーション情報、
勧誘履歴、
来店履歴、
確約履歴、
ローン残高、
ポイント取得履歴など…。
これまでは催事のリストアップにしても
顧客分類にしても、
直近の催事来場傾向、購入実績、
そしてスタッフの勘で
乗り切ってきました。
しかし、ワークマンの土屋専務が
実践されているように
トップセーラーでなくても
誰でもお客様づくり、そして売上づくりが
できる仕組みを、この豊富に蓄積された
情報資産を有効に活用することで
作り上げることができたら
新しいきもの小売業のカタチが
見えてくるのではないかと思っています。
10年前にも
大変な逆境がありましたが、
知恵と努力で乗り越えることができました。
今回の逆境も必ず乗り越えることができると
信じています。
きもの商人魂、ここにあり
私は、このコロナ禍の
成人式開催是非のドタバタの中でも、
多くのきもの専門店が
成人者、そしてそのご家族のために
尽力する姿を間近で見ました。
そして、つくづく思いました。
ああだから、きもの屋さんというのは、
何代にもわたってお客様と
お付き合いすることができるのだということを。
どんなに追い込まれても
お客様の気持ちに寄り添おうとし、
そして、そのために
お金も人も時間も惜しまずに行動する。
真似をしようとして
できることではありません。
だからこそ、
何もかもが変わりつつある令和の時代に
もっとも適したきもの小売業の姿を
現場の方々と一緒に作れるよう
私たちも知恵を絞らなきゃと思います。
<予告>
ー きものDXセミナー ー
2021年6月16日(水) 開催!
顧客とお店の生涯のつながりを創る
新しいきもの専門店モデルづくりを目指して……。
●特別講演
株式会社ワークマン専務取締役 土屋哲雄氏
ワークマンプラスを立ち上げ、会社を大きく変革。
「しない経営・エクセル経営・がんばらない経営」で
誰もが成果を出せる仕組みを実現し、
孫正義氏から4,000億円のブルーオーシャンを
掘り当てたと言わしめた土屋氏の特別講演です。
その他、
・15年かけて創り上げた「ファン客づくりのシナリオ」大公開!
(株式会社きぬや 桑田直宏社長)
・PR現代がきもの専門店経営者様と共同で開発した
営業革新・顧客創造革新のための新しいクラウドツール「TSUNAGU」紹介
など鋭意準備中です。
セミナーに関する詳細は改めて当サイトにてお知らせいたします。