こんにちは。
PR現代佐藤省二です。
コロナパンデミックも早2年が過ぎ、日本では現在第6波が流行中です。新種のオミクロン株は、ものすごい感染力で東京では一時2万人を超える新規感染者数、全国でも10万人を超える事態となりました。
今週に入り新規感染者数は若干減少している感じですが、まだまだ先は見えない状況ですね。
第6派のオミクロン株は、とにかく感染力がすごいですね!
私も、いつどこで感染してもおかしくない状況です。
毎日ドキドキしながら過ごしております(汗)。
そして冬季オリンピック北京大会もスタートしました。
東京大会に続いて、コロナ禍での開催となりました。
中国は防疫体制がとても厳しいようですが、感染拡大することなく、無事に大会を乗り切ってほしいです。個人的にはジャンプとスピードスケートが好きなので、小林陵侑選手は見事金メダルを獲得しましたが、全体的にはなかなか厳しい結果も出ていますね……
参加選手が悔いなくがんばってほしいです。
『中小企業生産性革命推進事業』
2022年「ものづくり補助金」、「持続化補助金」、「IT導入補助金」
『中小企業生産性革命推進事業』の概要資料が公表されました。
「ものづくり補助金」、「持続化補助金」、「IT導入補助金」ともに継続するようですが内容に大きな変更があるようです。
今回は上記補助金の2022年の変更点についてお知らせします。
1.「ものづくり補助金」
「ものづくり補助金」とは、中小企業等による生産性向上に資する革新的なサービス開発、試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
具体例でいうと、「食べられるクッキー生地のコーヒーカップ」の製造機械を導入など
新商品の開発や新たな生産方式の導入、新役務(サービス開発)、新たな提供方式の導入など4つの施策支援が該当します。
2022年の主な変更点は通常枠の補助金額が一律上限1,000万円から従業員数に応じた金額に見直しとなりました。
・従業員数21人以上:1,250万円
・従業員数6〜20人:1,000万円
・従業員数5人以下:750万円
その他は、3つの応募枠が創設、特別新枠は廃止となりました。
補助対象事業者も資本金3億円以下の中小企業に限定されていたものが、資本金10億円未満の中堅企業(特定事業者)が新たに対象に加わることとなりました。
2.「持続化補助金」
「持続化補助金」とは、小規模事業者や、経営計画を作成して販路開拓等に取り組む事業者を支援する補助金です。
「持続化補助金」の変更点は、通常枠は昨年同様で「低感染リスク型ビジネス枠」が無くなり、新たに「成長・分配強化枠」(賃上げや事業規模の拡大)の補助(上限200万円)、「新陳代謝枠」(創業や跡継ぎ候補者の新たな取組)補助(上限200万円)、「インボイス枠」補助(上限100万円)、以上3つの枠が創設されました。
3.「IT導入補助金」
「IT導入補助金」とは、生産性向上や業務改善に資するITツール全般の導入を支援する補助金です。
「IT導入補助金」の主な変更点は、デジタル化に特化した形で拡充されています。
類型の変更により「デジタル化算盤導入類型」と「複数社連携IT導入類型」が新設されました。
「デジタル化算盤導入類型」は、中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進するため、会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの導入費用に加え、PC、タブレット、レジ・発券機等の導入費用を支援するものです。
「複数社連携IT導入類型」は、複数の中小・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入することにより、地域DXの実現や生産性の向上を図る取組に対して、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコーディネート費や取組への助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援する。
補助に関する大きな変更点はインボイス制度導入への対応として補助率が1/2から3/4へ(補助額から50万円以下)、1/2から2/3へ引き上げ(補助額50万円超〜350万円)られる他、クラウド利用料が2年分補助されます。
また、PC、タブレット、レジ、発券機等の購入が補助対象に追加されました。
どの補助金も、デジタル化への補助が増えているのが特徴です。
クラウド代金が2年分まで、PC、タブレット代金にも補助金が出ることになったのは大きいと思います。
税務的には「インボイス制度」の導入まで1年となることから、クラウド代金、PC等のハード類購入の補助がついてきています。
持続化補助金にも「インボイス枠」がありますね。
インボイス制度はコチラ(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
まずは概要が発表になりましたが、まだ正式決定ではないため引き続きチェックする必要があります。
中小企業庁HP
会計等ソフト導入、そのためのIT機器購入は「IT導入補助金」、小規模事業者限定(従業委5名以下)では販路開拓等は今までとおりの通常枠、「ものづくり補助金」は従業員数によって補助額に加減かありますが、従来とおり新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発にチャレンジする場合は「一般型」からとなりそうです。
経済産業書 サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)令和3年度補正予算の概要
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2021/hosei/IT.pdf
経済産業省 生産性革命推進事業のご案内