日頃Googleマップにお世話になることが多い私です。
車での移動も、カーナビを使うことなく
スマホをホルダーにつけ、Googleマップでルート検索をし
ナビとして使っています。
Googleマップとカーナビの両方を同時に使って
ナビをしてもらうととても面白い現象が起きます。
「ここを右です!」とGoogleマップが言うと
「この交差点を左です!」とカーナビが言ったりします。
いったいどっちやねん!と思います。
どちらかというとGoogleマップは、
抜け道や細い道路を駆使して最短距離のルートを
示すことが多いです。
渋滞状況も把握しているので、
常にAIで、抜け道を探しているのでしょう。
一方カーナビは、大通り優先で
曲がる回数を極力減らす、シニアや運転が不安な方に
優しいルート設定ですね。
そういう意味でも私はGoogleマップ派なのですが、
とある条件下においては、
Googleマップは全く使いものにならなくなります。
それは、トンネルや地下道です。
GPSを頼りに現在地を把握するGoogleマップは
ひとたび、トンネルに入ろうものなら、
現在地が固定され、
全く動かなくなります。
あるとき、首都高の5号線から環状線に入り、
中央道へ抜けるルートを通ったことがあったのですが、
子供達とお喋りをしながら、
あんまりナビを気にせずに走っていたのです。
Googleマップは、
次を右折的な情報を掲載した状態だったのですが、
いつまで経っても
その分岐点にたどりつかないので
おっかしいなあと思っていたのです。
すると目黒という掲示板の文字を発見!
しまった! やってしまった。
相当前に通りすぎていたんですね。
首都高の環状線はトンネル部分が多く
GPSが途絶えてしまうわけで、
分岐点に辿りついていないのでなく
固まっていただけだったんです。
そんなわけで待ち合わせに30分以上
遅れてしまいました。
この時、
Googleマップだけを頼りにするのは危険だなあと
痛感しました。
やっぱりカーナビのほうが
そういう点では安心できます。
今回、オフラインでGoogleマップが使える
というニュースは、
もしかしたら、GPSに頼らずに
Googleマップを使ってナビゲーションができるのかなと
淡い期待をしているのですが、
現時点ではAndroidにだけ実装されているようで、
iPhoneでの活用はしばらく先になりそうです。
オフラインマップになった理由は、
これまでゼンリンから地図データを取得していたのだそうですが、
それを自社製に変更したらしいということです。
3月21日からGoogleマップがおかしい!という
声がネットで出ていました。
かつてAppleの純正マップでも
ありえない場所に駅があったりといった情報が
大量に発信され、物議を醸しましたが、
Googleマップでも似たような状況があるようですね。
オフラインでも
オンラインと同じように
地図が活用できるようになるのは良いことなので
大歓迎なのですが、
間違った情報で遅刻してしまったとかは
避けたいですね。