地方税の納税を電子的に行う「eLTAX(エルタックス)」について

こんにちは。PR現代の佐藤です。

いよいよ師走12月に突入しました。
ようやく寒さも冬らしくなってきましたね。
仕事に追われることなく、スケジュール厳守でがんばりたいと思います。

緊急事態宣言が明けてちょうど2ヶ月が過ぎました。
久しぶりに外出、外食を楽しんだ方も多いと思います。
私も正直ホッとして過ごすことができました。
外を歩いていて皆さん偉いな〜と感じるのは、新規感染者が激減しているなかでもしっかりマスクをしているところです。
今更ながら日本人は本当に真面目だな〜とつくづく感心しています。

そんな中、今度はオミクロン株なる変異種が登場したようです。
感染力はデルタ株よりも強力とか……
久しぶりに普通に過ごせると思っていた年末年始もピンチの予感がします。
感染対策を万全にして何とか乗り切りたいと切に願います。

2020年4月1日以降の事業年度から、資本金1億円超の企業に対して法人税申告に電子申告が義務づけられました。
今後も電子化は進むと考えられます。
そこで、今回は地方税における手続きをインターネットを利用して電子的に行うシステム「eLTAX(エルタックス)」についてお伝えします。

eLTAX(エルタックス)とは?

今まで地方税の申告、申請、納税なとの手続きは、紙の申告書で手続きを行う場合、それぞれの地方公共団体で行う必要がありましたが、eLTAX(エルタックス)は、地方公共団体が共同で運営するシステムであり、電子的な一つの窓口によりそれぞれの地方公共団体への手続きを実現したものです。

個人、会社、税理士それぞれがアクセスすることができて、それぞれ申請を行うことができます。
国税はe-TAX(イータックス)として有名ですよね。
国税は所得税、相続税、贈与税、法人税、消費税などです。
それに対して地方税はeLTAX(エルタックス)という名称となっています。

eLTAX(エルタックス)ポータルサイト
https://www.eltax.lta.go.jp

 

eLTAX(エルタックス)でできることは?

代表的なものは、法人の設立、設置届、異動届、法人事業税の各種申告、
個人住民税の給与支払報告、給与所得者異動届出、普通徴収から特別徴収への切替等です。

法人が毎年1月末締めきりで行っている、個人住民税・特別徴収に関する従業員の居住市区町村へ送付している給与支払報告書が一番メジャーな手続きかと思います。

 

メリットとデメリットは?

メリット
・オフィスや自宅で申告・納付ができる
・平日は24時まで申告・納付ができる
・送信のみで手続きが完了する
・郵送代がかからなくなる
・複数の地方公共団対へ一括で申告・納付ができる
・どの金融機関からでも納付が可能

デメリット
・事前準備に時間がかかる

デメリットは事前準備に時間がかかる、この一点かと思います。

利用に必要な準備は?

  1. 利用者IDの取得
  2. パソコン環境の準備
  3. インターネットブラウザの設定
  4. 署名用のプラグインをインストール
  5. e-mailアドレスの準備
  6. 電子証明書の準備
  7. eLTAXポータルセンタへの接続確認

8.必要に応じてPCdesk(eLTAX対応ソフトウェア)の取得

事前準備については、サポート体制も結構しっかりしています。
ただし、PCからの新政党に慣れていない人には最初はかなり大変だと感じるかもしれません。

中でも6番の電子証明書の準備は大変です。
これは、一旦利用者IDの取得をストップして別途取得をする必要があります。
パソコン環境によっても制限があったりするので注意が必要です。

※画像はeLTAX(エルタックス)ポータルサイトより抜粋

とはいえ、電子申請を乗り切れば一気に便利になります。
YouTubeでもたくさんサポート動画がアップされています。
マニュアルも揃っています。

事前の準備をクリアさえすれば毎年の事務作業が一気に楽になりますね。
年始の事務作業を軽減する大きな力になりそうです。

eLtax(エルタックス)紹介動画
簡単便利な電子申請・電子納税

https://www.youtube.com/watch?v=cwpOxzGm

利用届出(新規)の手続き

https://www.youtube.com/watch?v=Yd90raL0PPc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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