昨日から京都出張しております。
昨日の京都は想像以上に暖かくて、春めいたお天気でした。
しかし今日は寒さが戻って、
吐く息が白くなるほどでした。
今日は色々な方とお会いすることができたのですが、
なるほど〜と思うお話をたくさん聞くことができました。
一つは、タイトルにあるように
「働く」ということの意味。
着物専門店の社長さんのお話で、
「はたらく」とは「はた」が「楽」になること。
つまり自分が頑張ることで周りの人が楽になる
ということ、だと教えてくれました。
普段は漢字で働くという文字を捉えているので
そんなふうに分解して考えたことがありませんでしたが、
なるほど〜と目からウロコでした。
そもそも、働くことは自分のためでなく
人のために頑張ることだったんだと。
また、別の方のお話で、
日本文化が持っている魅力や力についての
お話も勇気をもらえるものでした。
日本文化の中にある
忍耐、道、そして和の心……。
我々が考えている以上に、
日本文化は世界中から評価されていて、
着物はその際たるものなんだとか。
民族衣装は世界中にありますが、
着物ほど、人々を魅了する衣装はないと
その方は語っていました。
和 という字を考えてみると
和=ハーモニー
和=異なるものを組み合わせる
和=たす
和=あえる
和=なごむ
和=日本
など和には色々な意味があります。
ちなみに私の娘の名前は「和」です。
和と書いて「あい」と読みます。
母が名付けてくれたのですが、
和という字に「あい」という読み方があることを
名前の案を母から聞いたとき初めて知りました。
人と人を結ぶ和という字に、「あい(愛)」と
いう意味合いを感じさせてくれて
他の名前を付けるつもりだったのですが、
瞬間的に、「和」にしようと決めました。
私の中にも、この「和」という文字に
含まれている日本人ならではの感覚があるんだと
思います。
身近なところでも、日本も、世界も、
分断や断裂、軋轢が広がっていますが、
和の心を分かち合うことで
One Team になれたらいいのになと
色々な方のお話を聞いて思いました。