1月7日から1月10日まで米ネバダ州ラスベガスで
開催されている「CES2020」。
毎年、先進的な発表がなされるので
ニュースに取り上げられることが多い世界的なイベントです。
そこでまたすごい発表がありました。
今度はサムスンです。
まずはその動画がすごいので、
ここに貼っておきます。
普通に観ると
人間が喋っている動画なのですが、
これ、実際の人間では
ないんだそうです。
簡単にいうとCG(コンピュータグラフィックス)で
描かれた人間の映像です。
そしてAIとしての機能を持っています。
ないのは、実際の肉体。
人工知能ならぬ
人工人間「NEON」です。
あまりにリアルで
いわゆるコンピュータグラフィックスで
表現された映像とは全く別次元。
動画がアップされていたので
見てみたのですが、
どうみても本物の人間のように見えます。
これまでゲームや映画で
リアルに表現されたCGの人物を観てきましたが、
やっぱりCGであることは分かってしまいます。
しかし、このNEONは、
どこからどうみても、
普通に人間です。
デジタルアバターと呼んでいるんだそうですが、
このNEON、
本物の人間のような外観を持ち、
動作で感情で知性を示す
のだそうです。
最近の潮流としては、
音声アシスタントのAIで
人の質問に答えたり、
アドバイスをしてくれるという感じですが、
このNEONは、
それらの機能はもちろんのこと、
専門的な知識を持ったアシスタントや
サポーターのように、会話ができるように
育てることもできるそうです。
事例動画の中では、
アナウンサー、フライトアテンダント、
セラピスト、カメラマン、医師、マジシャン、
ガールフレンドなどなど
様々な職種がイメージされていました。
ちょっと未来のある日、
車やパソコンに搭載されている
人工知能に向かって話しかけると
このNEONの人工人間が登場し、
「ご用件をお話しください」
などと語りかけてくるかもしれません。
サポートのスタッフさんが
対応してくれていると思っていたが、
実際は、人工人間だった
というようなことが起こるかもしれません。
ここまでくるとSFの世界そのものですね。
悪いことに利用することも
できてしまいそうで、ちょっと怖いです。