恐ろしい時代になったと思います。
映画「ブレードランナー」などにも
登場しますが、あたかも実在していると
思ってしまうほどリアルな女性が、
実際に販売されているというニュース。
どういうことかというと
モデルをウェブサイトなどで使用する場合、
契約期間があり、いつまでも
画像を使い続けることはできません。
しかし、この課題を解決する方法が
あったんですね。
それが、「imagenavi(イメージナビ)」が
人工知能(AI)が自動生成した実在しない
人物画像「INAI MODEL」。
画像を見るかぎり、
本当のモデルさんかと思ってしまうほどリアルです。
確かに言われてみれば、
画像を加工してあるのかな?
という不自然さをどこか感じます。
でも、言われなければ
気づかないほどに、リアルです。
イメージナビさんのサイトに行くと
数名のモデル画像が出ていますが、
ここには掲載されていない
オリジナルのモデルを作成することもできるそうで、
自社、自店専属モデルを
オリジナルで作ることもできるんですね。
ウェブ上のチャットボットのそばに
このモデルさんをおけば、
機械でなく、人間が対応しているような
イメージづけをすることもできます。
イメージナビさんのインスタを見ると、
モデルさんが画像だけでなく、
文章も入れているので、
この女性がしゃぺった言葉なんだな
とついつい思い込んでしまいます。
ここまできたか、AI。
というのが正直な感想です。
怖いです。
デトロイト・ビカム・ヒューマンのような
社会が本当に訪れるのかもしれません。
テクノロジーが発展していくと
人と機械の境界線があいまいになっていきます。
テクノロジーの進化で
お年寄りの孤独な生活を癒すことも
できる一方で、
人間性とは何か?
という哲学的な問いかけを
AIが作り出した人ならざる人に
向ける日がくるかもしれません。