vol.253 神山有史
ついに今日の午前2時頃、アップルは
新型のiPhoneなどの新製品発表を
行いました。
今回は、コロナ禍ということもあり、
会場に多くのギャラリーが集まっての発表
ではなく、
アップル自慢のアップルパークで
無観客で行っていました。
アップルパークは
まるでSF映画の一場面を見ているか
のような錯覚を起こしてしまうほどに
綺麗で、近未来かつノスタルジックな
雰囲気です。
そして、ついに
iPhone12、iPhone12 Pro、iPhone12 Mini
が発表されました。
すでに、リークされている情報通りの
ラインナップやスペックだったので、
驚くということはありませんでしたが、
新しい配色があったり、
詳細なデザインを見ると
やっぱり魅力的だなあと感じました。
今度のiPhoneは角ばっていて、
少し前のiPhoneを思い起こす
既視感がありました。
さて、タイトルの通り、
今回のiPhoneは初の5G対応モデルですが、
果たして、日本国内でこのiPhoneを使って
5G体験ができるのか?
ですが、
残念ながら5G体験はほぼできない
というのが現実のようです。
コロナの影響もあってか、
5G対応エリアは、
ドコモ、au、ソフトバンクともに
ほとんどなく、
東京都内のごく限られた地域の中で
それもエリアではなくスポット
という形で展開されています。
ドコモショップ内でのみ5G対応
といった具合です。
2020年秋以降に
そのエリアは順次拡大していく
とのことですが、
私が住んでいる埼玉県は
少なくとも今年は未対応で、
来年の3月または、再来年の対応に
なりそうです。
もし再来年ということになると
今回のiPhone12ではなく、
来年の秋に発売されるiPhone12Sや
再来年に発売されるであろう
iPhone13でも十分によい
ということになります。
なので、5G対応を期待して
今回のiPhone12を買うというのは
あまり良い選択ではないということになります。
新しいiPhoneは、
カメラ性能や落としてしまったときの
耐衝撃性能などが向上していて、
頭脳も益々賢くなり
これまでにないほどにハイスペックな
仕様になっていますので、
5G以外の理由で購入する分には
最高のiPhoneだと言えると思います。
最近は大型化するのが
トレンドのスマホですが、
今回は、miniという小さめなiPhoneも
発表されたので、
ライトな女性ユーザーは、
このminiがおすすめです。
静止画や動画撮影にこだわりたい
という人は、やっぱりiPhone12 Pro
一択ではないかと思います。
本格的な手ブレ補正機能に
夜でも綺麗に撮影できる
ナイトモードなど
ちょっとした専門のカメラレベルの
撮影ができてしまいます。
ここのところ、
販売店から、
機種変更しませんか?
という電話がなんども
かかってきています。
iPhone12の発売前ということもあり、
機種変待ちをしている人が
たくさんいるんでしょうね。
iPhone11ならすぐに機種変更できます!
という猛烈アピールでした。
もちろん、この時点で11を選ぶ
理由がないので、お断りしましたが、
こんな電話がかかってくることは
今間でなかったので、
よっぽど、機種変ニーズが落ち込んでいるのでしょう。
菅内閣が携帯電話の料金を
本気で下げようとしているので、
5Gのエリア拡大にも
少なからず影響が出るでしょうし、
私たちが、CMで紹介されているような
5Gの世界を体験できるまでには
まだ数年かかりそうです。
それでも、5Gに対応したiPhoneが発表されたことは、
5Gエリア拡大の起爆剤に
間違いなくなるはず。
早く超高速、低遅延、多数同時接続の
5G体験ができることを
心待ちにしています。