グーグルビジネスプロフィールの運用により一層の注意を

グーグルビジネスプロフィールの運用

ウェブ集客において、Webサイトそのものと共にもっとも注力しなければならないものが、グーグルビジネスプロフィールですが、最近何かと話題になることが増えてきました。生活者が利用する頻度が増え、何かお店を調べる、探すといった場合に最初に利用するのがこのグーグルビジネスプロフィール(以後GBP)です。GBPは、Googleマップとも連携しており、探したい場所に出る赤いピンをクリック(タップ)するとその場所のGBPが表示されます。その中でも、口コミを参考にするユーザーが多く、他のユーザーによる評価を確認し、その店に行くかどうかの判断をします。

口コミが大幅に減った現象が各地で発生

少し前、口コミ数が突然大きく減少してしまうという事象が発生しました。現在は戻っていますが、その時点では現場は大慌てになりました。これは、Google側のトラブルで世界中で口コミの減少が発生したとのこと。よって、何者かの悪意で起こったということではありませんでした。それ以外にも時折起こるトラブル・不具合があります。例えば、
・営業時間・定休日が勝手に書き換わった
・ウェブサイトのリンク先が競合店になった
・画像を投稿したのに、画像が変わらない
・競合店のウェブサイトリンクが自社サイトになっている
・口コミの投稿が反映されない
・最新情報の投稿が拒否される

などです。このGBPには「情報の修正の提案」というリンクがあり、ここを使えば、誰でもGoogle側に、情報の修正依頼が可能です。そのため、提案者が悪意を持って修正依頼をした場合でも、たまにその修正依頼が通ってしまうことがあります。なので、GBPの状態を常にチェックし、誤った情報が掲載されていないか目を光らせておく必要があります。

口コミ依頼の際に特典を提供するのは、NG!

今朝(3/19)のフジテレビ「めざましテレビ」で、このGoogle口コミでステマ(ステルス・マーケティング)行為が発覚し、消費者庁から措置命令が出されたというニュースをやっていました。口コミで星5を投稿すると5000円の割引をするというものでした。口コミのお礼にこうした割引や特典を提供するといった行為は、Googleのルールでも違反行為として禁じられています。本来の口コミ評価ではなく、実際の実情とは異なる評価となることからステマ行為と認定されたということです。お客様に口コミの依頼をすること自体は問題ありませんが、特典を与える行為はNGとなっています。お客様に満足いただけるよう現場での接客・販売で最善を尽くし、お客様が自然に星5をつけたくなるようにする、ということです。

写真のクオリティを上げる

また、ユーザーがGBPで意識するものに「写真」があります。特に最初に表示されるカバー写真は、多くの人の第一印象を決める重要なセクションです。この写真があまり美しくない、暗い、アングルが悪いなどの状況だと、その先の情報を見てもらえません。第三者の目で見たとき、良い印象を持たれる写真かどうかを検証しましょう。また、店内外の写真を掲載する場所に、よそで撮影されたモデル写真などを掲載していることもよくあります。こうした不適切な掲載は、結果としてユーザーに誤解を与えるため適切な写真を適切な場所に掲載することも大切です。

店名表記がウェブサイトと異なるのも問題

もっとも基礎的な情報である「店名」の表記が、ウェブサイトに記載されている店名表記と異なる、また住所の表記が異なるといったことも散見されます。どちらもGoogleがチェックしていますが、ウェブ上に存在するクローラーやAIによる判定を行なっているため、店名が異なると同じ店であると認識されない可能性もあるため、店名はしっかりと揃えることが大切です。

GBPは、ウェブ上でユーザーが最初に辿りつく「お店の看板」です。ここの情報が不適切や不親切だと、そのお店に行こうという気にはならないというのが人情です。とりわけ専門店のような高額品を扱うお店の場合はなおさらです。病院や美容室、エステサロンなども同様で、誠実な情報掲載、他の人の好意的な評価が新規のユーザーにとって信頼に値する情報です。一週間以上、自店のGBPを見ていない、管理画面に入っていない、という場合はGBPの取り組みを抜本的に見直すべきです。

 

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