こんにちは。PR現代の佐藤です。

３月も残りわずか、４月も迫ってきました。
弊社では決算期ということもあって12月と同様に慌ただしい毎日を過ごしております。

東京などの関東１都３県では３月21日をもって首都圏の「緊急事態宣言」は解除されました。
東京では飲食店が21時までの営業となり、人出も増えてきていると実感しています。
ワクチン接種も始まり、このまま収束を期待したいところですが今度は「変異株」と
呼ばれる感染力が非常に強いウイルスがジワリジワリと増えているようです。

東京オリンピックも先週末に、海外客の受け入れを見送るとの正式合意があったと発表になりました。
この状況下なので海外からの観客受け入れ見送りはやむを得ないと思いますが、オリンピックまであと4ヵ月と迫ったなかで、
本当に開催できるのか？心配は増すばかりです。

さて今回は、昨年あたりから一気に加速した「電子申請」の中でも、補助金申請する際に必須となった「gBizlD」（ジービズ）と
「jGrants」（Jグランツ）について説明します。

「gBizlD」（Gビズ）
Gビズは一つの　ID ・パスワードでさまざまな行政サービスにログインできるシステムです。
補助金はもちろん、各種行政が行っているオンラインのサービスを利用するために必要な
もの、つまり各種オンラインサービスにログインするためのものです。
このGビズを取得していないと本来の目的である補助金や、社会保険、雇用保険、印鑑証明書などの申請・届出ができません。
https://gbiz-id.go.jp/top/

「jGrants」（Jグランツ）
2020年から各種補助金はこの「jGrants」（Jグランツ）を活用しての申請が必須となりました。
国、自治体の補助金情報が掲載され、活用できる補助金も100を超えているとのこと。
https://jgrants.go.jp

今までは、経済産業省、総務省、中小企業庁、各自治体ごとにネットで検索して補助金情報を集めたり、
情報を集約しているブログを購読したりしていましたが、今後はそのような苦労もなくワンストップの情報収集、
書類の押印不要、申請者情報の自動入力などかなりの効率化が期待されます。
申請状況、処理状況についても把握できるとのことです。

３月に入り、補助金関係も正式に公募がスタートし始めています。
コロナ禍で厳しい状況だからこそ、補助金も最大限活用して経営に活かすことをおすすめします。
そのためにも、まずはこの「gBizlD」（ジービズ）と「jGrants」（Jグランツ）の登録をしておきましょう。
この申請は登録完了まで２週間ほどかかるそうですが、今の時期は需要増加に伴って申請が殺到しているようです。
現在は３週間以上と記載されています。
なるべく早い段階でやっておきたいですね。

申請方法は？

今回はあらゆる申請に必要不可欠な「gBizlD」（ジービズ）の登録申請方法を紹介します。

①まずは「GビズIDを使い始める」の画面から「gBizID」の登録をクリック

②gBizIDプライム作成を選択

③アカウント利用者情報の画面に情報を入力します。
　ここには会社情報を入力します。
　注意点は代表者とアカウント利用者は同じでなければなりません。

④入力が完了するとgBizIDプライム申請書作成完了（承認待ち）の画面となります。
⑤「申請はまだ完了していません。」の注意事項が記載されています。
　ここからはアナログ作業となります。
⑥申請書をダウンロードします。（ボタンをクリック）
　ダウンロードした書類はプリントアウトします。

　プリントアウトした書類に連絡先担当者情報記入欄があるので、アカウント利用者と担当者が異なる場合は記入します。
⑦プリントアウトした用紙には押印欄がありますので印鑑証明書の印鑑を押印します。印鑑証明書1通と一緒にGビスID運用センターに郵送します。
⑧郵送前にgBizIDプライム登録申請書チェックシート兼宛名ラベルで申請記入内容、同封物、有効期限のチェックを行って宛名ラベルを貼って投函です。

最後はアナログでの作業となりますが、以上が郵送までひと通りの手順です。

こちらの登録さえ済ませておけば補助金申請の際にバタバタすることもなく、安心して準備を進めることができます。

昨年から大企業に義務づけられた電子申請は、今後中小企業も含めて義務化の流れが加速していきそうです。
今回の「gBizID」はそのための入り口と位置づけておくといいですね。
割と簡単で、面倒なのは本当に郵送だけです（笑）。
今回のgBizID取得方法については下記YouTubeでも公式チャンネルで紹介されています。参考にしてください。

YouTube紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=HbPRuahun2o