全国民のスマホ位置情報を監視してデータを収集する実験が実施されるって?

ちょっとびっくりしました。
ただし、これは日本ではなくスペインのお話です。

実際に、全国民の携帯電話の位置情報を
監視してデータを収集する実験が行われるようです。

しかもある意味で強制的というか一方的に
位置情報を取得されてしまうんだそうです。

ソフトウェアレベルではこの取得を阻止することはできず
インターネットに接続していない状態でもダメ。
携帯電話の電源を切ろうがダメ。

完全に無効化するには、SIMカードを抜き、
バッテリーを外すしか方法がないんだとか。

これを政府が携帯キャリアを連携して、
大規模に国民の位置情報を収集するわけですから
おだやかではありません。

もし、日本でこれが行われたらどんなことになるでしょうか。

なぜこのような実験をするのでしょうか。
記事によれば、
平日や休日に、人々がどのように移動し、
どこにいくのかという人口移動を全国民レベルで収集することで
交通網の整備や社会のインフラ整備のための政策に
役立たせるということらしいです。

さらにきな臭いのは、スペインでは、
国民の政治的プロファイルを作る法案が議会で通っているとのことで、

純粋に、交通網やインフラ整備のためではないことが
容易に想像できます。

ヒットアニメの「サイコパス」の世界では、
犯罪を犯す可能性がある人を数値で計測し、
まだ犯罪を起こしていない人を捕まえたり
罰したりするお話です。

スペインではこれに近いような動きが
出てきているのかもしれません。

政治信条はもとより、
出入りしている場所やお店、団体などから
偏った思考を持った個人をマークしたり
拘束したりというようなことが
実際に起こるかもしれません。

中国では、携帯だけでなく個人の資産や負債、
クレジットカード履歴などを統合的に収集し、
国民一人ひとりにレベルというかランクが明確につけられたりしています。

程度の差こそあれ、日本でもいずれこういう方向に
向かうことは確かでしょう。
現実に、暗号化された個人情報は売買されているので
法整備さえできれば、
スペインのような事態になることはそう遠くない未来かもしれません。

スマホやインターネットのおかげでなんでも情報が手に入り、
初めて訪れる場所でも、マップを見れば
ナビゲートしてくれる現在は、
昔の人から見ればとてつもなく自由な社会かもしれません。
しかし、そのインフラのせいで、
常に監視の目があり、何をするのもどこへ行くのも
誰にも知られることなく行動することは事実上不可能な
不自由な社会になったとも言えます。

社会は良い方向に進化している側面と
時の権力者によって、都合の良い社会に変化している側面の
両方の性質があることを知っておく必要がありますね。

便利だからといって、
常に誰かの手のひらの上で踊っているような未来は
来てほしくないものです。

そのためにも、私たちは今身近にある情報やニュースの
裏側にある思惑を常に収集する習慣を身につける必要があります。
それをどうやって、活用してやろうかというしたたかさです。

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