どんどん進化する生成AI。現場での活用も始まった

ウェディングドレス姿の女性

こんにちはPR現代の神山です。
今日は、最近何かと話題の生成AIについて書きたいと思います。

まず、生成AIとは何かについて簡単に。

生成AIは、テキスト(プロンプトと呼ばれる)を入力することで
文章や画像、そして動画を生成する人工知能のツールです。

まだ、動画生成に関しては一部のユーザーが難しい操作を駆使して作成していますが、
一般ユーザーが簡単に生成するまでには至っていません。

ちなみに先日ニュースなどでも取り上げられていた
Chat GPTを作ったOPEN AIによる動画生成のサービス「sora」の
動画をこちらに貼っておきます。

この中で紹介されている動画の多くは実写との区別はほぼつけられない
というクオリティです。このようなレベルの動画をAIが作れるとなると
映画やテレビ、YouTubeなどの動画SNSもいずれ大きく様変わりするでしょう。
何が本物で何が人工物なのかが分からない動画が溢れるのではないでしょうか。

ディープフェイク動画の危険性などがさけばれている中で
使い方次第で大変な事態を引き起こす側面も持っています。

振袖サイトのブログにChat GPTで生成した画像を使用

さて、多くの専門店や企業がブログ作成による
SEOやWeb集客を実施していると思いますが、
すでにAIの活用はかなり浸透してきています。

Chat GPTやGemini(旧Bard)を活用し、ブログの構成や見出し作成、
文章のリライトを行いブログ作成の効率化を図っています。

また、最近では、なかなか用意しにくい画像を
生成AIで作成しブログに活用している方も出てきました。

こちらのブログはその一例です。

成人式の支度をする際の服装をわかりやすく紹介するイラストが本文に設置されています。
ヘアは振袖用にセットされており、髪飾りなどが描かれています。
服装は着付けしやすいラフな格好になっています。

このようなシチュエーションのイラストや画像は存在しないことが多く、
ブログ作成の役割を担っているスタッフにとって頭の痛い問題でした。
こんな画像があればいいのに、
こんなイラストがあればいいのに、と。
そうした問題が生成AIの登場によって解消しつつあります。

プロンプトによっては想像した通りの画像が出来上がらない

ただ、Chat GPTや画像生成AIを一度でも使ったことがある方ならわかると思いますが、
一発でイメージ通りの画像ができるとは限りません。上述のAIにどんな画像を作ってもらうかの指示をテキストで出すわけですが
そのテキスト(プロンプト)の書き方によって、
全く見当違いの画像が出来上がってしまうことも多いのです。

どんなテキストを入れたらどんな画像が出来上がるのかは
使ってみて、調整していくしかありません。

とても簡単にイメージに近い画像が作れるイメージクリエイター

そんな中これまで以上に簡単に画像を作れるサービスも登場しています。
たまたま取り組み先の方が使っていたサービスを教えていただいたのですが、
これがChat GPTと比較してもかなり精度が高いと感じました。

このサービスはマイクロソフト系なので、
GoogleのChromeやアップルのSafariなどではなく
Bingというブラウザを使う必要があります。

パソコンにBingが入っていない場合はインストールが必要です。

実際に私が作成した画像をいくつか紹介します。

パールネックレスをつけた親娘 パールネックレスをつけたフォーマルな親娘

ゴッホ風なイメージの着物姿の女性 着物姿でうさぎを抱えた女の子

上二つは「パールネックレスを着けた50代と20代の日本女性」
下左側は「ゴッホ風な雰囲気の着物の姿の18歳の女性」
下右側は「うさぎを抱いた浴衣姿の10代の女性」
というプロンプトで生成した画像です。
浴衣の画像は、正しく浴衣が描けておらず着物になってしまっています。
AIは、着物と浴衣の違いをまだ理解できていないようです。

こうした画像が出来上がるまでの時間はおよそ5秒程度。
すごい時代になりました。

そして、いずれこれらの画像が動き出すのだとしたら、
とても楽しそうです。

 

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