今日はゆるい内容です。
先日の土曜日、娘と二人で東京ディズニーランドホテルに行ってきました。
といっても宿泊したわけではありませんが。
金曜日が娘の誕生日で、以前から欲しくて仕方がなかった白雪姫のドレスを購入するためにです。
台風が近づいているということで心配しましたが天気は良好。
意気揚々と舞浜に向かいました。
車中、どんなところなのかなあ、ドレスあるかなあと
娘のテンションは高鳴りっぱなし。
実は、この子は赤ちゃん時代はディズニーリゾートに行っているのですが、
楽しさを実感できる年齢になってからはまだ一度も遊びに行っていないんですよね。
まもなく到着という時になって、窓の外に見えてきた青と金色のお城のような建物に気づき、
「あれ? あれがそう? 素敵!」
などと言っておりました。
ホテルに到着し、感じのいいベルボーイの方の誘導で駐車場へ。
まるでスキップするかのように歩く娘、とにかく楽しみで仕方がないようです。
エレベーターに乗り、ボタンを押すとミッキーが喋り始めます。
これにも感激したようです。
それにしてもこういう演出は、さすがのディズニーです。
あちこに、ミッキーなどのキャラクターのオブジェ、絵画、
そして、仕掛けがあります。
到着するまでの間も、楽しめるんですね。
ようやくホテルのロビーに到着すると、宿泊している人たちで賑わっていました。
そして多くの子供達は、
さまざまなドレスを身にまとって
親が構えるカメラの前でポーズを取っていたり、
お互いの衣装をチェックしたりしていました。
それを見た娘の目の色が変わりました。
「早くお店にいこう!」
そういって私の手を掴み急ごうと促します。
がしかし、どこにお店があるのかさっぱりわかりません。
お店らしきところが見つからないのです。
それでもみつからないので
キャストの方に聞いてみました。
すると
「ショップは1階にございます。こちらへどうぞ」
と階段を指差して、教えてくれました。
何気ない、普通のセリフではあるのですが、
微笑みながら答えてくれる受け答えが何しろ感じいいです。
どうしてこんなに感じがいいのでしょう。
階段を降り、ようやくお目当てのお店に到着しました。
そのお店の名前は「マーカンタイル」。
隣には、ビビディバビディブティックという
ドレスでヘアメイクを施して
写真を撮影してくれるスタジオがあります。
なるほど、ここで着る衣装を買うことができるというスタイルなんですね。
色とりどりのドレスを前に、娘の目はもうキラキラです。
すぐに白雪姫のドレスを見つけて、胸に当てました。
ニコニコしたのもつかのま。
「違うのでもいい?」
と聞いてきました。
いいよと答え、何を選ぶのか見ていたら、
となりのブティックで小学生くらいの女の子が着ているシンデレラのドレスを横目に、
そのシンデレラのドレスを指差し、
「これがいい」
といいました。
どうやら気持ちは決まったようなので、
キャストの方に声をかけ、
試着をさせてもらいました。
試着をし、鏡に映る自分を見つめる娘の嬉しそうな顔といったら、、、。
まあ、この笑顔のために、ここまで来たわけですが。
結局このドレスを購入することになりました。
会計のだんになり、
明細を見てビックリ!
白雪姫のドレスの3倍近い金額です。
汗が吹き出してきました。
なんという価格。
まさにディズニーマジックです。
衣装によって価格が違うなんて。
リサーチ不足を反省しました。
ディズニーキャラクターが描かれたおなじみのビニール袋に詰めてもらい、
お店を後にしました。
お店を出たところで、立ち止まる娘。
もじもじしています。
どうしたの?
と聞くと、
「ドレスを着たい」
というではありませんか。
えっ?ここで?
撮影するわけでもないので、試着室もないのです。
仕方がないので、客室へ続く通路の脇に隠れ着替えさせました。
ディズニーランドホテルは、建物がコの字型をしており、お洒落な中庭があります。
他のお子さんたちもドレスをまとって歩いています。
娘も晴れやかな表情で引きずりそうなほどのスカートを両手で器用に持ち上げながら歩いています。
まわりのゲストの方々が、かわいいねーなどと褒めてくれるものだから
それはもう嬉しそうです。
キャストの方の対応も抜群で、
ごきげんようと手を振ってくれます。
恥ずかしくて、ごきげんようとはなかなか返せずにいましたが
娘にとっては最高のプリンセス体験だったのではないかと思います。
それにしても、
キャストの方々の接客や対応が本当に素晴らしい。
まるで母親が娘に向けるような視線、
優しい口調、
おだやかな表情、
ゲストを気遣う気持ち。
一人ひとり少しずつ違いますが、
とにかく感じがいいです。
買い物をしていても、中庭を歩いていても
心地よい安心感に溢れていました。