こんにちは。PR現代の佐藤です。
春の嵐が吹き荒れています。
東京はまだ肌寒い日がありますが、少しずつ春らしくなってきました。
こちら東京の桜開花予想は都心で3月24日とのことです。
桜を観るのは楽しみですが、この時季は花粉症との闘いもあるので悩ましいですね。
今回は、2020年よりスタートした「GビズID」について。
スタートから4年を迎え、電子申請には欠かせなくなってきましたが
皆さまの会社では利用されているでしょうか?
コロナ禍で一気に取得数が上がったようですが、いまだに取得手続きが面倒だという理由でアナログ対応を続けている中小企業があるかもしれません。
「GビズID」とは?
「GビズID」は、法人・個人事業主向け共通認証システムです。
「GビズID」を取得すると、ひとつのID、パスワードで行政サービスにログインできます。
アカウントは最初にひとつ取得するだけで、有効期限、年度更新の必要はありません。
24時間いつでもどこからでも申請が可能で、役所に出向く手間も省け交通費、郵送費の削減にもなります。
各種補助金申請も「GビズID」からの申請が必須になっています。
gBizIDホーム
https://gbiz-id.go.jp/top/index.html
「GビズID」で利用できる主な行政サービスは?
①jGrants
https://www.jgrants-portal.go.jp
公募から事後手続まで全プロセスをデジタル化した補助金申請システム
②社会保険手続きの電子申請
https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/e-gov2.html
社会保険の手続きを電子申請で行うための「届書作成プログラム」の提供や利用方法などについて紹介。
③ミラサポplus
https://mirasapo-plus.go.jp
中小企業向け補助金、支援サイトです。
以下のサービスを利用できます。
・支援制度検索、事例検索
・各電子申請サイトへのポータル機能
・電子申請入力補助機能
(e-Taxを始めとする外部からの情報取得など)
・経営状況の可視化ツール
④IT導入補助金2024
https://it-shien.smrj.go.jp
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の皆さまが自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。
⑤e-Gov
https://www.e-gov.go.jp/
行政情報の総合的な検索・案内サービスの提供、各府省に対するオンライン申請・届出等の手続の窓口サービスの提供を行う行政のポータルサイトです。
⑥Gビズフォーム
https://form.gbiz.go.jp
経済産業省が受け付ける各種電子申請を行うことができるポータルサイトです。
YouTube「GビズID」紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=Jkw9wWOxrn0
「GビズID」にはどんな種類があるの?
「GビズID」には、プライム、メンバー、エントリーという3種類のアカウントがあります。
すべての利用できるサービス、利用可能なアカウント種別はこちら。
https://gbiz-id.go.jp/top/service_list/service_list.html
GビズIDプライムは法人代表者、個人事業主のアカウントですべての手続きが可能です。まずはプライムのアカウントを作成するところから始まります。
GビズIDメンバーは組織の従業員用のアカウントです。
各種申請業務を従業員が行っている場合は、メンバーのアカウント取得が必要となります。
※GビズIDプライムが許可した機能だけ使用可能です。GビズIDメンバーのアカウント登録はGビズIDプライムの登録者が行わなければなりません。
GビズIDエントリー
オンラインで即日発行できるIDです。
申請する行政サービスや、マイページへのログインが可能となり企業情報に入力などができます。
※電子申請にはGビズIDプライムが必要です。
利用者マニュアル
gBizIDプライム
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Prime.pdf
gBizIDメンバー
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Member.pdf
gBizIDエントリー
https://gbiz-id.go.jp/top/manual/pdf/QuickManual_Entry.pdf
実質的に利用を行うのは、主にプライム、とメンバーになります。
「GビズID」の登録方法は?
https://gbiz-id.go.jp/top/
トップページからスタートです。
① 法人の代表者は書類郵送申請を選択します。
② 必要書類、お手続きの流れを確認したら「申請を始める」をクリック。
③ アカウントID(メールアドレス)を入力→次へをクリック。
④ ここには会社情報を入力します。
注意点は代表者とアカウント利用者は同じでなければなりません。
⑤ 入力が完了するとgBizIDプライム申請書作成完了(承認待ち)の画面となります。
⑥ 申請はまだ完了していません。の注意事項が記載されています。
ここからはアナログ作業となります。
⑦ 申請書をダウンロードします。(ボタンをクリック)
ダウンロードした書類はプリントアウトします。
プリントアウトした書類に連絡先担当者情報記入欄があるので、アカウント利用者と担当者が異なる場合は記入します。
⑧ プリントアウトした用紙には捺印欄がありますので印鑑証明書の印鑑を捺印します。印鑑証明書1通と一緒にGビスID運用センターに郵送します。
⑨ 郵送前にgBizIDプライム登録申請書チェックシート兼宛名ラベルで申請記入内容、同封物、有効期限のチェックを行って宛名ラベルを貼って投函
です。
最後はアナログでの作業となりますが、以上が郵送までひと通りの手順です。
こちらの登録さえ済ませておけば補助金申請の際にバタバタすることもなく、
安心して準備を進めることができます。
実質的に利用を行うのは、主にプライム、とメンバーになります。
「GビズID」の必要書類は?
申請には入力をしたgBizIDプライム登録申請書と印鑑証明書(発行日より3ヵ月以内)が必要です。
現在は書類に問題がない場合は1週間程度でアカウントを発行しているそうです。
まずは印鑑証明書を準備して、申請を行いましょう!
※個人事業主の方は、スマホアプリ、マイナンバーカードを用いて本人確認することで、オンラインでGビズIDプライムのアカウントが発行可能になりました。
大変便利になった「GビズID」ですが、当然デメリットも存在します。
すべての手続きに対応しているわけではないこと、申請時にはIDとパスワードのほか、携帯電話番号宛にSMSで送信されたワンタイムパスワードを使った二要素認証が必要になります。
まずは、登録を完了させて今後の手続きに活用することをおすすめします。