みなさんこんにちは、PR現代の神山です。
今年もWeb環境が目まぐるしく変わっています。
今日は、先日行われたGoogleコアアップデートについてお話しします。
日本時間8月16日にコア アルゴリズムアップデート実施
今回のコアアップデートは、8月16日からスタートし、
9月4日未明に完了したようです。
今回のコアアップデートは、前回3月に行われたコアアップデート後の状況を考慮した改善とのことで、
検索順位を上げるためだけに更新されたコンテンツなどを排除し、ユーザーにとってきちんと役立つ情報が
優先されるようにすることが目的とのことです。
ウェブマーケティング界隈では、コアアップデート対策セミナーなども開催されており、それなりに影響のあった企業が多かった印象です。
ただ、お取り組み先の検索順位を8月16日前後から検証すると、検索順位が下がるなどといった現象は一切確認できませんでした。
思うに、誠実にコツコツと自社のターゲットであるユーザーの悩みに寄り添う記事を更新している限り、最近のコアアップデートはそれほど心配するものではないと感じます。
自社サイトの検索順位を調べる方法
自社のウェブサイトの検索順位は、Google ChromeやSafariといったブラウザで検索する方法では、正しい順位を調査できません。
ついては、次の方法で調べてみましょう。
(1)検索順位を調べるツールを使う(無料)
(2)ブラウザのシークレットウィンドウを使う
ブラウザには、これまでの検索履歴などが蓄積される性質があるため個人個人で検索結果は異なります。しかし、シークレットウィンドウ(プライベートブラウズなどとも言われる)機能を使うことでこれらの履歴に左右されない純粋な検索順位を表示させることができます。
この機能を使う方法は、ファイルメニューから「新しいシークレットウィンドウ」を選択するだけです。
Safariの場合は「新しいプライベートウィンドウ」となっています。
これらのウィンドウを開くと全体的に黒っぽい画面になるので通常のブラウザ画面とは区別できます。
このウィンドウで、調べたいキーワードを入力します。
「地域名+商品名」など、店名を除いた重要キーワードで調べましょう。
ただし、こうした検索順位の調べ方はあくまでも現在の順位を表示するにすぎず、過去(例えば8月16日以前)の順位を調べることはできないので、定期的に検索順位を調べる習慣をつけておくと良いです。
もし、想像している以上に順位が低いと感じたら
万が一、想定よりも順位が低い、なかなか自社サイトが出てこないといった事態になった場合は、対策が必要です。
対策はいたってシンプルです。
(1)ターゲットとなるユーザーが
今現在抱えている課題に対する解決策をブログとして投稿し続ける
(2)ブログ以外の領域(ニュースやギャラリーなど)で更新できる場所がある場合はそちらもブログと同様、ユーザーの課題解決につながる情報を発信する
(3)ウェブサイトの制作業者など外部の専門家にウェブサイトのSEO対策を依頼する
などです。
更新などの作業を行うにあたって、グーグルアナリティクスやサーチコンソールといったウェブサイトの健康状態を確認できるツールを習慣的にチェックし、現状を正しく把握しておくことをおすすめします。