こんにちはPR現代の神山です。
今日は、来店予約の通知メールや自動返信メールが届かないトラブルについて現状と対策をご紹介します。
結論として、
以下の症状が出た場合は、即座にウェブサイトの制作会社に依頼しましょう。
□お客様から「来店予約の通知が届かない」と言われた
□来店予約の通知がお店のメールに届かない
□来店予約やお問い合わせのメールの発信元に「Gメール」が設定されている
□1日あたり5,000件を超えるメールをGメールに送信している(メルマガなど)
Gメールは適切な対処を行わないと送信ブロック
最近、取り組み先さんから、
「お客様にどうも自動返信メールが届いていないみたいだ」
「予約の通知が届かない」
といった連絡が入るようになりました。
これまでもそうした不具合がゼロだったわけではありませんが、
その数が急増しました。
調べてみると、届かないメールは全て「Gメール」。
すると、Googleが発信した情報の中に
「メール送信者のガイドライン」と題した文章があり、Gメールの送信に関して
ルールを変更する内容が記載されていました。
このガイドラインに沿わない場合は、メール送信が制限、ブロック、迷惑メールへの振り分け
という対処をとると記載されています。
「重要」と書かれた文面をみるとGメールアカウントに1日あたり5,000件を超えるメールを送信する場合に発生するとありました。
が、1日5,000件ものメールを送信していない場合でも、現実問題としてメール送信の不具合は起きているため、対処は不可欠ということなのだと思います。
メールが滞りなく送信されるための具体的な対応方法とは
では、具体的な対応方法ですが、「SPF・DKIM・DMARへの対応」という専門的な内容です。
よって、この対応を実施する場合は、ウェブサイトの制作会社や管理会社に依頼するのがベストです。
Gメールは、悪質な迷惑メールをあらかじめブロックをしてくれるなどセキュリティ面でとても安心設計なメールですが、今回のセキュリティレベルの引き上げによってこの不具合が発生しました。
ネットの世界は、悪質なハッキングやなりすましなどの危険に常に晒されているため、Googleをはじめ様々なサービス提供者は常に監視し、アップデート策を講じています。
振り返れば、2018年7月には、SSL化していないウェブサイトの表示を制限するという策が講じられ、
対策に追われたことも記憶に新しいですね。
今後も、こうしたセキュリティのアップデートに伴うルール・ガイドライン変更は行われていくので、
しっかりと情報収集し、迅速に対応していきましょう。