vol.240 神山有史
毎週日曜日の夜9時は、
我が家は半沢直樹タイムです。
昨日は、残念ながら本編は
観られませんでしたが、
主要メンバー5人が生放送で出演すると
あっては、やはり観ないわけには行きません。
実際あの演技はどのようにして
できているのかに興味がありましたし、
ドラマの中では敵対している人たちの
リアルはどんな感じなのかにも
興味がありました。
一昨目とは違って、
宿敵の大和田専務や黒崎検査官との
距離がずいぶんと縮まった本作ですが、
過剰なまでのデフォルメ演出で
悪役はより憎たらしく描かれています。
実際の役者同士はどんな関わりなのかと
思ってみていたら、
大和田専務扮する香川照之さんは、
生放送でも、大和田専務の演技を
したままで出演してました。
それでも、アドリブが生み出される
プロセスを紹介する中で、
堺雅人さんへのリスペクトを
惜しみなく語っていましたし、
片岡愛之助さんも
半沢直樹への思いを
語っていました。
今回、歌舞伎役者さんが
4人も参加しているせいで、
より歌舞伎っぽさが強調され、
このわかりやすさからか、
子供たちも毎回
ハラハラしたり、
ドキドキしたりしながら
ドラマを食い入るように観ています。
池井戸作品だからこそ、
企業や経済がテーマになっているため
実際どんなやりとりが
行われているかは、
子供たちには理解できていないでしょう。
しかし、誰が敵で誰が味方なのか
その歌舞伎っぽい、時代劇っぽい
演出で、暴れん坊将軍や水戸黄門を
観ているかのような分かりやすさが
生み出されるがゆえに、
小学1年生の子供でも夢中になれる
ドラマに仕上がっているのだと思います。
半沢直樹への卑劣な仕打ちをする悪役たちに
文句を言い、逆転劇が成功すると
両手を上げて喜ぶ子供たち。
コロナ禍で、鬱々とした毎日を
送らなければならない私たち家族にとって、
この爽快感にあふれたドラマは
清涼飲料水のような存在です。
毎回20%超えの視聴率で、
他局のドラマを圧倒し、
海外にまでその人気ぶりが伝染するなんて
すごいことですね。
堺雅人さんが出演したドラマに
「リーガル・ハイ」というものがありました。
堺雅人さんと新垣結衣さんの
デコボコ弁護士コンビが
敵対する相手をこれまた爽快に
やっつけるドラマです。
このドラマもとってもおもしくて、
半沢直樹と同様、早口で長いセリフを
堺雅人さんが情熱的に演じていました。
このドラマも子供たちも夢中で
観ていました。
歌舞伎ではお馴染みのお約束や
時代劇の常套演出は、
令和の時代でも、
そして、小さな子供たちの心にも
しっかりと伝わっていくんだなと思いました。
そういえば、
最近若者のあいだで、
「エモい」という言葉が
使われていますが、
どんなものがエモいと感じるのか?
という質問の中で、
純喫茶などで定番のメニューである
「クリームソーダ」が
エモいと感じるのだそうです。
「エモい」はエモーショナルから来た
スラングで、感情が動かされたとか
グッとくる、感動的などの意味あい。
夕暮れ時の街や、レトロな雰囲気のものが
今の若者にとってエモさを感じさせるそうなので、
昭和の頃に流行ったアイテムなどが
もしかしたら、今の時代に合ってるのかも
しれません。
我が家の中でも同様の傾向なのか、
末っ子の娘が誕生日プレゼントで
欲しがったものが、
「ぷにタピちゃん」という
たまごっちの変化系おもちゃでした。
たまごっちではなく、
タピオカを擬人化した可愛らしい
キャラクターが、生み出せる
なんとも変わったおもちゃです。
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9月23日(水)
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