緊急事態宣言再び。これからどう動くべきか。

神山有史

新年あけましておめでとうございます。

今年も波乱の幕開けですね。

ついに、再び緊急事態宣言が発出されることになりそうです。

成人式中止や延期のニュースがこれ以上出ないことを
願っていたところに、この緊急事態宣言への言及。
2021年も引き続き、混迷の年になってしまいそうです。

聞けば、ある問屋さんは毎年ゆかたを20万枚ほど販売するそうですが、
2020年は、全国で1万枚も売れなかったとのことでした。

花火大会や夏祭りが軒並み中止になると、
そこへ着ていくための衣装も売れなくなるのは
当然のことかもしれませんが、
具体的な数字を聞くと、改めてコロナの影響の大きさを
痛感してしまいます。

着物を着る機会が減れば、お手入れに出す人も減るわけで、
着物を売る小売業のみならず、卸す会社も、
メンテナンスや加工をする会社にも
多大な影響が出ていることになります。

ワクチンの効果が出るといわれる
集団免疫を日本が身につけることができるタイミングは、
2022年の4月頃という情報も出ており、
しばらくは、現状のような不自由な生活を続ける
覚悟をしなければなりません。

人と会えない
集まれない
出かけられない

「人は一人では生きていけない」という言葉の通り
人間は、人と人とが触れ合うことで
幸せや満足感を得られる生き物だというのに……。

もし、当分のあいだ
着物を着る機会を作れないとしたら?

もし、当分のあいだ
お客様がお店に来店できないとしたら?

もし、人を集める催事を
スムーズに開催できないとしたら?

2021年は、こうした最悪の状況を想定しつつ、
新しいビジネスモデルを模索する年と捉えるべきです。

ありがたいことに、情報テクノロジーは進化しつづけ、
手軽に最新のデジタルテクノロジーを利用できるようになりました。

今や電気自動車は当たり前、
再生可能エネルギーの利用も当たり前になりつつあります。
2030年にはガソリン車の販売を禁止する
という政府の動きが報じられました。

SDGsが私たちの生活にもじわじわと広がってきています。

世界が社会が、私たちに変わることを強烈に要求してきていることを
ひしひしと感じます。

これからの企業のあり方、お店のあり方、お客様との関わり方、
そして社員の働き方など、これまで当たり前だったやり方や考え方を
見直さざるをえない。そんな状況になりました。

蛇足ですが、
中国では、無人化の動きが加速しているそうです。
人が接触しなくてもビジネスが進むように
生活が成り立つように、
AIロボットが、飲食、病院、交通、サービス、物流など
あらゆる場面に広がっているのだとか。

この中国式のやり方が正しいのかどうかは
わかりませんが、

どんな形にせよ、変わることに挑戦する年になりそうです。

まずは、今実際に行っているお客様へのアプローチの仕方、
顧客管理や商品管理の仕方、社員さんの一日の行動、
催事の進め方などを一つひとつ点検していきましょう。

 

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デジタルシフトを進めていますか?

 

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