ジュエリーシバタ(岐阜県羽島市)
代表 柴田 武治 氏
JMGインタビューの第30回は、岐阜県羽島市のジュエリーシバタ。岐阜県羽島市の閑静な住宅地に佇む瀟洒な店構えのジュエリーショップです。代表の柴田氏にお話を伺いました。(取材・文:嵯峨紀子)
地域密着の宝石専門店が生む“特別なひととき”
ジュエリーシバタは、先代の柴田光彦氏が1946年に時計店を開いてから、2026年に80周年を迎えます。創業の地である竹鼻商店街から現在の住宅地に移転して20年になるので、イベントを企画しているとのことです。地元の人々から愛されて、特別な日の贈り物や記念品として選ばれる存在となっています。また、顧客一人ひとりの要望に応えるオーダーメイド、修理やリフォームにも対応し、長年愛用されたジュエリーの再生にも力を入れています。
変わらぬ誠実さで積み重ね、地域とともに歩んだ年月
戦後まもなくであった創業時には、腕時計は憧れの高級品。ものを大切にする時代でしたから時計も修理を重ねて長く使われていました。先代の時代から丁寧な修理で顧客の信頼と支持を得て、その精神とともに現在の武治氏に受け継がれています。
1953年の竹鼻商店街
お客さまとの対話を育む大きなテーブル
ジュエリーシバタを訪れると、ゆったりとしたレイアウトの店内で少し変わった形の大きなテーブルが目を惹きます。曲線を活かした木のテーブルと椅子は、飛騨の匠が手がけた味わい深い家具で、いつまでも座っていたくなる魅力を湛えています。大切にしていることはと柴田氏に問うと、このテーブルを挟んでお客さまの話を「聞く」ことだとのお答え。「お客さまの声に耳を傾け、お客さまに話してもらうことで見えてくるものがある」といいます。ジュエリーシバタでは一つ一つのジュエリーに思い出という物語を重ねてお客さまにお渡ししているのです。
お客さま一人一人に寄り添える商売を目指したい
ジュエリー業界はファッションの多様化やオンライン販売の拡大など、変化の激しい市場環境に直面しているといえます。今後の課題としては、お客さまの考えをきちんと読めているか、足を運んでいただいた方に100%満足してもらえているかを検証し、少人数に深く寄り添える商いを目指したいとのことでした。
JMGを活用して『あってよかった』と言われる店になりたい
柴田氏にはJMGの定例会やイベントにも熱心にご参加いただいています。JMGでの活動をどのように活かしているのかをお伺いすると、「地方の単独店でもメーカーからの話を聞いたり、流行のアイテムや販促の方法などデジタル技術で新しい情報を収集することはできるが、その情報を実際に現場でどう生かすかとなるとわからないことがたくさんあります。JMGに参加する皆さんの活用事例を聞いて学び、自店の経営に取り入れたいと考えて参加しています。そして地元のお客さまのお役に立ち、『あってよかった』と言われる店でありたいのです」とのことでした。
JMGではさまざまな最新情報を会員の皆さまにお届けできるよう、常に情報収集に勤しんでおり、メンバー店の皆さまの現場の声をいち早くご紹介しています。皆様も気になるニュースやチャレンジしてみたい企画がありましたらぜひJMGにお声がけください。
ジュエリーシバタ
代表:柴田 武治 氏
創業:1946年
事業内容:ジュエリー・時計・メガネ・リペア・リフォーム
〒501-6244 岐阜県羽島市竹鼻町丸の内3丁目29
TEL: 058-391-3504
HP:https://jewelryshibata.com/
JMGは宝飾小売業のマーケティング実践研究会です
(株)PR現代が主催する「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」は花島路和氏(ジュエリーハナジマ代表)を会長に、52社(2025.6.5現在)が加盟する宝飾小売業のマーケティング実践研究会です。一商圏1社(市区村ごと)が加盟でき、隔月での定例勉強会や情報交流、個別相談、WEBや販促物などの会員割引制作などを行なっています。
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