どの言い回しが正しいのか? ママ振?着まわし振袖?

今日もまた35度超えの猛暑日でしたね。
今日の出張先は風がほとんどなく、
じっとりと熱を帯びた空気が体にまとわりつき、
外へでて1秒で汗が吹き出してきました。
空は青く、雲は白いのに、不快指数マックスでした。

さて、前置きはさておき、今日ウェブ会議の中でお店の方から教えてもらったのが、
「ママ振」の言い方です。

ママ振・振袖リメイク・振袖の着まわし・お母さんの振袖着用など色々な言い方があります。
業界から消費者に対して、提案する際にこれらの言葉(キーワード)を使いますが、
どうやら最近のユーザーは、

「ママ袖」というキーワードを使うというのです。

これは以外でした。振ではなく袖のほうを使うとは!?

試しに

「ママ袖」をGoogleで検索すると14,100,000件の検索結果が出ます。

「ママ振」は、どうかというと7,640,000件。
「振袖リメイク」は、2.380,000件。
「着まわし振袖」は、1,780,000件。

検索結果のリストを見る限り、確かに「ママ袖」というキーワードがダントツの数となりました。

知らなかった! こういう言い方をするんですね。今。

ウェブ集客において、とても重要なのがキーワード選定です。

ユーザーがどんなキーワードを使って検索するかを知っているか知らないかで
ウェブ集客の成否が決まると言っても過言ではありません。

これまでママ振に関して、私たちは最適なキーワードを使っていなかったということになります。

最近の傾向で、東も西もママ振のニーズが急増している気がします。
ウェブサイト上でもママ振(=ママ袖)ページを充実させていく必要があると思います。

その際は、「ママ振」ではなく「ママ袖」というキーワードを使い、タイトル・本文を構成していくべきでしょう。
なお、ママ振も、振袖リメイクも使われていない訳ではないので、

ママ袖(ママ振・振袖リメイク)などと併用した使い方がいいかもしれません。

「ママ袖」は、売上が少ないといって、あまり力を入れたがらないお店もありますが、
帯や小物の一新、そして前撮り撮影などを組み合わせれば、
振袖レンタル以上の単価になります。

対象地域のシェアをどれだけ確保できるかが振袖商戦を勝ち抜く鍵である以上
「ママ袖」の対策もしっかりやっていくべきだと思います。

振袖から絹布へつながる顧客化率は2%〜4%と非常に少ないのが現実です。
一組みでも多くのきものへつながる見込客づくりの発掘を行うという意味でも
「ママ袖」のお客様を大切にしていきたいものです。

 

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