富裕層が静かに増える日本社会、宝飾店が見直すべき5つの視点とは?

宝飾店マーケティングPR現代

◆ はじめに

日本ではいま、ある大きな変化が進行しています。
それは「富裕層の増加」です。

2025年2月に発表された野村総合研究所の調査によると、純金融資産が1億円以上ある富裕層・超富裕層は、過去最高の165万世帯に到達。この傾向は今後も続くと見られています。

金融資産階層別のデータ

野村総合研究所のデータにPR現代が階層別の割合を加筆作成した図

しかし、注目すべきは「お金持ちが増えた」という事実だけではありません。
彼らのライフスタイル、価値観、購買行動が、これまでとは違う“新しい富裕層像”を生み出しています。

本記事では、2025年8月6日開催「ジュエリーサマーフォーラム」にてPR現代・下島が紹介した内容をもとに、「宝飾店が今確認すべき5つの視点」をお伝えします。

① ターゲットの再定義:「富裕層=特別なお金持ち」ではない

「いつの間にか富裕層」という存在があります。
これは、一般的な生活をしていた人が、共働きで収入を得て子育てを終了し、資産運用の成果で気づかぬうちに富裕層になった層をさします。

彼らは見た目は“普通”でも、心の満足や記念日消費には積極的です。
👉「誰が富裕層か?」ではなく、「どういう価値観を持った人に届けるのか?」がカギ。

② 自店の“USP”を全方位で見直す

世界では、スイスの高級ラボグロウンブランド「Swiss Made LGD」のように、“意味”や“物語性”が勝負の決め手になっています。

地方宝飾店においても、
– 商品ラインナップ
– SNS・WEBの発信
– 接客体験
– イベント企画
など、あらゆる接点で「この店らしさ=USP」の再定義が求められます。

③ 顧客との“関係性構築”を仕組みにする

営業ではなく、“相談される存在”になる。
LINEやSNS、ブログやイベントを通じて、「知る→信頼→購入→紹介」までの仕組みづくりが重要です。

④ スタッフ教育と評価制度の見直し

宝飾店の未来をつくるのは「人」です。
商品を売るだけでなく、“節目に寄り添うパートナー”として提案力・発信力を育てましょう。

⑤ LGD(ラボグロウンダイヤモンド)戦略の方向性を明確に

扱うべきか、扱わないべきか――。
– 静観型
– 高級特化型
– 積極展開型

自店の立ち位置を戦略的に選ぶ時代です。

◆ まとめ:変化の時代を、成長のチャンスに変えるために

いま、宝飾業界は過渡期にあります。

価値観が変わり、顧客が変わり、世界も変わっている中で、
「誰に、何を、どう届けるか」を再構築することが、
これからの“選ばれる宝飾店”になるためのカギです。

PR現代では、時代に合った宝飾店経営のための、
– 戦略設計
– イベント企画
– 情報発信
– スタッフ育成

などをトータルにサポートしています。

「うちの店も変わらなければ」と感じた方は、
ぜひお気軽にご相談ください。

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