兵庫県知事選に思うこと

オールドメディアとネットメディア

こんにちは。PR現代の神山です。今回は色々と物議を醸した兵庫県知事選について書きたいと思います。

「偏向報道」の現実:兵庫県知事選から考えるメディアのあり方

兵庫県知事選では、現職の斎藤元彦氏が県議会の全会一致で不信任決議を受けるという異例の事態が発生しました。このニュースはテレビや新聞などの大手メディアで大きく取り上げられ、多くの県民が「斎藤知事には問題がある」と信じる結果を生みました。しかし、しだいにネットを中心に、メディアが報じない真実が次々と共有され始めます。これにより、県民の意識は徐々に変わり、最終的には斎藤氏が再選されるという結果に至りました。
ちなみに、地元の有力メディアである神戸新聞が11月1日に、知事選の候補者を紹介する記事を出したのですが、候補者は7人のはずが5人だけを紹介するという報道の仕方でした。候補者を全員紹介しないというのは、メディアとしての報道姿勢として正しいのでしょうか。本来、公平性、中立性が求められるはずのメディアがこのような報道を行うと、県民や国民が正しい情報に触れることができないまま投票することになりかねないのではないでしょうか。
また、注意深くテレビなどを見ていると、百条委員会のメンバーであったり、反斎藤知事派の人だけがゲストとして呼ばれ、語るという状況になっていることに気づきます。
私たちの身近な場所おいても同じような現象は少なからずあります。多くの人が正しいとする主張が、その正しさを検証されたわけでもないのに通ってしまうといったことです。何が正しいかではなく、どれだけの人にとって都合が良いかという論理が自然と働いてしまいます。

「真実」とは何か? 揺れる人々の意識

斎藤知事の不信任決議に始まる一連の出来事を振り返ると、「何が真実か」を見極めることがいかに難しいかを痛感します。メディアが伝える情報を鵜呑みにするだけでは、一方的な視点に偏るリスクがあることを、今回の知事選は浮き彫りにしました。
実際、私自身もテレビの報道を見て、斎藤知事に対して否定的な印象を抱いていました。しかし、ネットを通じて別の視点からの情報に触れるうちに、少しずつ認識が揺らぎ始めました。メディアの力は強大ですが、それが偏った情報を伝えているのだとしたら、本当に恐ろしいことです。百条委員会の秘密会というのは、本当に開催されたのか? そこで片山元副知事が語ったことは真実なのか? 片山元副知事が実際にこれらのことを語ったのか? これらもまた二次情報、三次情報のため事実であるかどうかを確かめるのはとても困難です。ただ、事実であるかどうかが不明なのは、斎藤元知事によるパワハラやおねだり疑惑もまた、事実であるかどうかが不確かです。そして、報じられたのは、斎藤元知事に関する疑惑のみで、斎藤元知事や片山元副知事が主張することは、全くといっていいほど、報道されなかったということも事実です。

情報の見極め方:私たちにできること

では、私たちはどうすれば「真実」を見極めることができるのか。私は日頃、Googleアナリティクスなどのデータ分析ツールを使います。ここには、立場や思惑を一切受け付けない「事実」がたくさん存在しています。この事実が見えると次に何をすることが正解なのか? ということに対する解答が見えてきます。それゆえに、今回の一連のニュース・報道は本当に危険だと感じてしまいます。何が事実なのかが明らかになる前に、不信任決議案が出され、知事が失職。そして事実がはっきりしないまま選挙です。有権者は何を信じて投票すれば良いのでしょうか。
私たち一人ひとりが現場の生の声や、現場の事実、そして多様な情報源に触れ、テレビや新聞だけでなく、ネットや専門家の意見、場合によっては海外の情報を参考にするなど情報武装し、異なる視点を得る習慣をつけることだと感じます。
メディアから届く情報をすぐに鵜呑みにせず、なぜそのような報道がなされているのか背景を考える癖をつけなければ!と思います。例えば、知事選に関する報道がどの政党や団体に影響を受けている可能性があるのかを分析することで、報道のバイアスに気づくことができます。
一方で、ファクトチェックの重要性も見逃せません。SNSで拡散される情報の中には、意図的なデマや誤情報も少なくありません。情報の信憑性を確認するための基本的なリテラシーを身につける必要があります。今回兵庫県知事選に立候補した立花氏の発言の中には、誹謗中傷ではないかと感じる言葉が複数ありました。ほとんどの国民・県民が知らない情報を公開したことには大いに意味があったと思いますが、その表現方法やこれこそが確定的事実であるという印象を与える伝え方は、やはり危険です。その点、中田敦彦氏の動画はとても公平に解説していたと思いました。

これからを見据えて:自ら考えること

今回の知事選を通じて、つくづく思うのは「自ら考える力」の必要性です。メディアが必ずしも中立ではない現実の中で、自分自身で情報を集め、分析し、真実を掴む努力をしなければならないと思います。
情報の洪水の中でどの情報を選び取るかで大きく判断が変わってしまうからです。私自身、一次情報をいかに掴むか、ということにこだわっていきたいと思います。

 

 

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