こうして広がっていく

今日、家についてすぐ、次男が叫びながら
駆け寄ってきました。
「ねえパパ! ゾンビぶんぶん先生を描いて!」と。
いったいなんのことを言っているのか
さっぱり分からず、事情を聞くと

なんでも、子供達の間で大人気のゲーム
「にゃんこ大戦争」のキャラクターに
ぶんぶん先生というのがおり、
そのゾンビ形態なのだそうです
しかし、友達とのやりとりの中で、
ぶんぶん先生はいるが、ゾンビぶんぶん先生はいない!
いやいる! という言い争いをしたんだそうです。

そこで、パパにその絵を書かせて
存在していることを証明しようということのようです。

私が描いたとしても、
それで存在したことにはならないだろうとは
思いながら、これからそのぶんぶん先生なるキャラクターを
ネットで画像検索し描かなければなりません。

正直、どんなものか一度も見たことがないです。

そもそも「にゃんこ大戦争」は、
我が家では次男がYouTubeで実況している動画を見つけ、
自分もやりたいとダウンロードしたものでした。

このゲームは基本的に無料のため
遊んでいるユーザーがとても多いゲームだったのです。

次男が好きなYouTuberが好んで実況していることで
ゲームを始めることになったのですが、
クラスメイトも同様にこのゲームのユーザーなわけで
ぶんぶん先生の争いが起こったわけです。

また、長男からは、「ロキっていう歌知ってる?」
という質問がありました。

「ロキ?」 ロールプレイングゲームのキャラクターに
よく登場する名前ですが、おそらくは全く関係がないだろうと
思い、詳しく聞いてみると、
この曲は初音ミクを使って音楽を創作している
ボカロP(ボーカロイドプロデューサーの意)の1人
「みきとP」さんが
作った曲であることがわかりました。

聴いてみるとノリがよくなかかか良い曲です。

そして本家の曲以外に、YouTube上に
「歌ってみた動画」が大量にアップされていました。
たくさんのユーザーが自分なりのアレンジを加え
この「ロキ」を歌っています。

驚いたことに、本家の「ロキ」動画の再生回数は
3,000万回を超えていました。

この再生回数は半端じゃない数字です。

しかも、この曲が小学校の休み時間に
放送で流れたんだそうで、
流れたとたん、長男のクラスメイト全員で大合唱に
なったんだとか。

私だけでなく多くの大人たちが知らない曲だろうと
思うのですが、子供達にとってはとても有名な曲なわけです。

「みきとP」さんは、もともとはボーカロイドに曲を歌わせ
ニコニコ動画にアップするボカロPで、
その後、10万回以上再生されるほどの人気を経て、
2013年にメジャーデビューを果たしたのだそうです。
こうなるとプロといえばプロですが、
今ドキのネット発のアーティストですね。

ニコニコ動画、YouTubeを通じて、
ユーザーからユーザーへ広がり、
じわじわと人気を広げ、
今ではおそるべき再生回数を誇るに至ります。

私はこの方のことも、「ロキ」のことも全く知りませんでした。
iTunesのヒット曲ランキングはこまめにチェックしていたのですが、
それでも知りませんでした。

念のためにiTunes で検索すると
大量の「ロキ」楽曲がヒット。
その中に、なんとアナと雪の女王で大活躍した
神田沙也加さんを発見。
ロキをカバーして歌っているんですね!

今では知らない人はいないほど有名になった米津玄師さんも
ボーカロイドからスタートしたニコニコ動画ユーザー。

今ヒットする曲やアーティストの中には、
ネットに投稿された楽曲をユーザーがまず見つけて人気に火がつき、
その後レコード会社と契約するという
ネット社会ならではのスタイルが増えてました。

日頃YouTubeなどをよく見ている子供達は、
自然と人気の曲と出会う可能性が高く、
いち早く、お気に入りの曲を見つけ
オンラインゲームを通じて、
情報交換し、あっという間に広がっていくという
プロセスが生まれています。

我が家の子供達もこうした流れの只中に
いるんだということを改めて感じました。

いつか、彼らも大人になるわけですが、
きっと、我々が持っている価値観とは
確実に違う感性を身につけていくのでしょう。

怖いことです。

とブログを書くことに集中していたら、
太腿に激痛が走りました。

子猫のにゃーが
足に爪を立てて、こっちに登ってくるところでした。

これは痛い。

 

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