バーガーキングはとても美味しい。が……

※画像はバーガーキングとマクドナルドの店頭ポスター(出典:ねとらぼ)

先日、家族で初めて
バーガーキングに行ってきました。

普段バーガーキングに行くことはなく、
ハンバーガーならマクドナルドというのが
我が家のスタンダードでした。

なので、子供達は
初のバーガーキング体験でした。

なぜ、普段行かない隣り町の
バーガーキングに行ったのかといえば、
バーガーキングの定番メニューである
ワッパーが半額という
キャンペーンをやっているという噂を
聞きつけてのこと。

バーガーキングは店舗数も少なく、
なんとなく高いという
イメージがあったため
これまで行く機会はありませんでした。

でも、それが半額ということなら

行ってみるしかない!

ということで、
行ってきました。

まず最初に、
味やボリュームについてですが、

子供達は、

「まるでステーキみたい!」

「こんなに美味しいんだ!
ハンバーガーって!!」

「ナゲットも超美味しい!」

などと感嘆の声を上げていました。

確かに、
お肉からは、焼き立ての
ビーフの香りが漂っていて、
バンズとピクルス、ソースが
絶妙に絡み合う、

これぞザ・ハンバーガーという
美味しさでした。

これで、マクドナルドと
ほぼ同じような価格なら
マクドナルドを選ぶ理由が
見つからないな、と思いました。

ナゲットやワッパーセットなども
皆手頃な価格になっていました。

が、しかしです。

キャンペーンのせいなのか、
お店の外にまでつながる大行列。

いったいどれだけ待てばいいの?

と思うほどの待ち時間。

ようやく店内に入れるところまで
来て、驚愕の光景が目に入りました。

レジが一つしかない。

これだけの行列をたった一つのレジで
対応していたのです。

しかも、スタッフの人たちは、
この混雑に対して、
マイペースで動いているように見えました。

おそらくですが、40分は待ったと
思います。

マクドナルドなら、
絶対にこんなことはありません。

たとえお店の外まで行列ができていても
ものの数分で自分の順番が
回ってきます。

スタッフさんの動きも
キビキビとしていて、
待たされていても
不愉快になることは
ありませんでした。

対して、バーガーキングは、
待ち時間が長い上に、
スタッフさんの動きが緩慢で、

どうしてこんなに
待っている人がいるのに、
誰もキビキビ動かないのか?

と疑問に思ってしまうほどでした。

味は、圧倒的にバーガーキングのほうが
美味しいけれど、

オペレーションでは、
マクドナルドの圧勝です。

もったいない。

そう思いました。

どんなに美味しい料理を提供できても
オペレーションが
それを台無しにしてしまっては、
この行列も一過性のものかなあと
思ってしまいます。

繁盛するお店にするためには、
商品ではなく
そこで働く人で決まる
ということなのではないかと。

もちろんお店にとって商品は
何よりも大切な「核」であるとは
思います。

それでも、
商品だけでは、今の時代
繁盛するのは、難しいのだということを
感じました。

ちなみに、
2019年時点の店舗数を見ると

マクドナルドは2896店舗、
対してバーガーキングは79店舗
となっていました。

店舗数、規模ともに
圧倒的にマクドナルドなんですね。

ところで、
秋葉原駅近くの昭和通り沿いで

マクドナルドとバーガーキングが
数軒を挟んで店舗を構えていたのですが、

今年1月31日に、
マクドナルドが22年間の営業を終え、
閉店しました。

このマクドナルドは、
私も何度か利用したことがある店舗でした。

マクドナルドが混んでいる場合に
限って、バーガーキングに行くという
感じでした。

そして、その時の
店頭の両店のポスターが
いろんな意味ですごいです。

見ていただければわかるのですが、
マクドナルドは、

ドナルドが背を向けてバイバイを
している絵と22年間のありがとうを
伝えるというもの。

対してバーガーキングは、
ライバルへのエールという内容です。
文章を読むと、
今回ばかりは、マクドナルドへ行ってくださいと
ライバルを気遣い、ねぎらうメッセージ。

なかなか粋だな、と思ったのも束の間。

最近流行りの縦読みをすると

なんと

「私たちの勝チ」と読めるではありませんか。

意識してのことか、偶然か。

なかなかに、すごいものがあります。

綺麗事では済まない戦い
ということなのでしょうね。

少し、ぞっとしました。

 

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