落語家が語る不況に強い3つの業種

プレジデントオンラインに、
興味深い記事がありました。

それは、落語家さんの立川談慶さんという
落語家さんでありながら
年に5冊もの書籍を出版し、
プレジデントオンラインでも
連載を持っているという
なかなかにすごい方の記事でした。

この方の記事のタイトルは

「呉服屋、スナック、新聞販売店」が
なかなか潰れない理由
「長期的な信頼」より大切なもの

というものです。

そうなのです。

呉服屋とスナックと新聞販売店が
並列に並べられ、
さらにそこに落語家もつけくわえ

これらの業種の共通点を
見出して、面白い結論を
書かれていました。

落語に対する分析も
とても面白いものでした。

この方によると
落語家の数は、今や史上最大の規模に
なっているんだとか。

大阪・東京合わせて1000人を
突破しているそうで、
しかも、現存する古典落語の数は
およそ300程度。

この方、さすがに落語家さんで、
表現がとても面白いです。

「300しかないネタバレした噺を
1000人もの落語家が日々やりあっている」
ようなもの だそうです。

古典落語って300しかないの!?
と驚いてしまいました。

そうなんですね。

言われてみれば、
落語は皆結論がわかってて
それでも楽しく見られるものですよね。
水戸黄門とかにもいえるでしょうか。
歌舞伎もそうですね。

最近の現代のコンテンツを
歌舞伎にしたものとかでない限り
結論は変わらないわけで、
一切のサプライズがないけど
それを多くのファンが
思いっきり楽しんでいるわけで。

話がそれてしまいましたが、

日頃関わりのある
呉服屋さん、スナック、新聞販売店の
共通点は、

「新規参入がすくないこと」

と結論づけていました。

親子三代の深い深いお付き合いが
できているから、長く続けられる
という強みはあるけれど、

それだけでなく、
他からの参入がとても難しい業種
であるがゆえに、

これほどまでに不況が
深刻な状況であっても

生き残ることができると
分析されていました。

この方によれば、
スナックは、「地方の公民館」
だそうです。
「いつも来るはずのAさんが来ない」
となれば、有事を未然に防ぐことに
つながるはずと。

呉服屋さんと新聞販売店の
共通点として書かれていたのは、
地域との密接な関わり、
古くからの顧客名簿を持っている
ことでした。

確かにそうですね、
新聞もおそらく地方に住むシニア世代
の方々はそうしょっちゅう新聞屋さんを
変えるということはないでしょうし、
長く続けてくれるはずです。

呉服屋さんは長く商いを
続けてきた信頼関係から
商店街の幹部的な立場に
いる人が多いとも書かれていました。
確かに実際そうですね。

地元の役をされている方を
私もたくさん知っています。

呉服屋さん、スナック、新聞販売店の
3業態に共通するのは、
「長期的な視野に立っている」

と立川さんは結んでいます。

違う世界にいる人が、
こんなふうに書いてくれると
なんだか、
とても誇らしい気分になりますね。

 

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