備えるということ

今日は3月11日。

あれからもう9年経ったのか。

まだ9年しか経っていないのか。

そんな複雑な気持ちになります。

当時長男もまだ小さくて、
次男は生まれてもいませんでした。

次男は今8歳。
今年9歳になります。

今朝Yahoo!を開いたとき、
そんなことを思いました。

トップページの上部に
特設バナーが貼ってあり、
3.11と検索すると一人10円を
我々に変わってYahoo!が寄付をする
ということが書かれていました。

3.11と検索することは誰でもできる。

人の善意を、ほんの少しずつ
集めるだけで、
Yahoo!のような巨大なポータルなら
大きな金額にすることができます。

あの大変な出来事を風化させないためにも
良い取り組みだなと思いました。

そんな中、
今日、ウェブサイトのリニューアルの
打ち合わせをクライアントさんとしていたとき、

クライアントさんがこんなことを
言ってました。

「もし、コロナウイルスの騒動が
二ヶ月前だったら、
うちは倒産していたかもしれない」

成人式前に、
この騒動が起きたら、
多くのキャンセルが起こり、
資金が確実に足りなくなる
というのです。

地域一番店で、
規模もそれなりの大きさがある
お店の経営者が深刻な表情で
そうおっしゃるのだから
本当のことでしょう。

だからこそ
こうした事態に備えておくことが
大事だということを力説されていました。

例えば、保険です。

有事のとき、
今かけている保険で、
どれだけのことが保証されるのか。

また、振袖の成約に関しても
なんらかの保険をかけ、
万が一に備えておく必要性を
強く感じたとのことです。

身近な場所で、コロナウイルスの
感染が報道されたとたん、

それまで勧誘で訪問したときに
温かく迎えてくれるお客様の態度が
一変し、あきらかに来て欲しくなかった
という表情をしたそうです。

今回のコロナウイルスの拡大は、
私たちに、これまでのやり方や考え方を
見直すよう、警鐘を鳴らしていると
捉えるべきなのでしょうね。

勧誘せずとも、集客できる方法、

振袖のキャンセルが大量に発生しても
損害を最小限に抑える方法、

など、

これまでの当たり前が
通用しない事態に
可能な限り対処・対応できるように
現状を客観的に把握することから
始める必要がありそうです。

 

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