「もっと速い馬が欲しい」

偉人に学ぶ その4

ついに、緊急事態宣言が
全国に広がるようです。
減収者に対する30万円給付は中止になり、
一律に支給するとのこと。
政治の世界も混迷しています。

こんなに皆が自粛していても、
いっこうに終息しないコロナ。
本当に手強いです。

色々なお店に伺うと、
休業を決めたお店が
結構出てきました。

関東圏でなくても、
催事中心の展開をされているところは、
休業せざるを得ないですよね。

また、社員さんが
出勤や接客を拒む現象も
起きているようです。

顧客だけでなく社員さんの気持ちにも
しっかり寄り添う必要がありそうですね。

さて、表題についてですが、

もし顧客に、彼らの望むものを
聞いていたら、彼らは
「もっと速い馬が欲しい」と
答えていただろう

という一文です。

これはヘンリー・フォード氏の言葉です。

昨日アップルのiPhone開発でも
少し触れましたが、

顧客の声を聞くことが重要だ
ということは全ての経営者が
よくご存知のことと思いますが、
ヘンリー・フォード氏の言葉は、

顧客の声を聞くことにも
大きな落とし穴があることを
教えてくれています。

顧客の声をいくら聞いても、
自動車が欲しいという言葉は、
出てこなかったというお話です。

まだ、自動車が世に普及していない
時代のことですから、
当然ですよね。

当時の主な移動手段は馬な
わけですから、
早い馬がほしいという話になります。

じゃあ、どうすればいいのか?
というと、

この馬の話も、その本質は、
早く移動したい、
目的地まで、もっと早く行きたい

という顧客のニーズがあります。
時間短縮したいという課題があります。

これを掴むことが大事だよと
フォード氏は教えてくれます。

iPhoneもそうですね。
電話をする、
メールをする、
写真を撮る
という当時のガラケーでできたことに加え、

生活者が、
気軽に人と繋がりたい、
共有したいという課題を
解決しようとしたら、
iPhoneになったという
ことなんだろうと思います。

今、お店のお客様は、
かなり困ってらっしゃいます。

マスクがない、
自宅から出られない、
逆に、
こんな時でも出勤しなければいけない
などなど

休業されているお店は
難しいかもしれませんが、

なので、
電話でも、LINEでも
Skypeでも、Zoomでも
手段はなんでも良いと思いますが、

お客様が何に一番困っているかに
耳を傾けなれば
いけないタイミングかもしれません。

聞こえてくる顧客の課題は、
着物などの商品ではないかもしれませんが、
何に一番困っているかが
わかれば、次の行動ができるのでは
ないかと思います。

また、終息後の楽しみを
お届けする意味を込めて、
常に、お役立ち情報は
発信し続ける必要もあると思います。

そういえば、フォードのマスタング
という人気スポーツカーのロゴは
馬が颯爽と駆けている姿でした。
そんなところにも
創業精神が宿ってるのですね。

 

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