偉人に学ぶ その3
そろそろ子供達が限界になってきている
ように思います。
自宅待機が長引いて、
友達と遊ぶこともできず、
学校で頭や体を使うこともない毎日。
喧嘩の頻度と激しさは
日に日に増しています。
今日も457人の方が
新たに感染したようです。
自宅のある埼玉でも感染者数が
433人となりました。
全国で5番目の数です。
車の数も、
往来の人の数も
圧倒的に減っているので、
なんとか二週間後には、
収束の方向になってもらいたい
ものです。
さて、本題です。
前回に引き続き、偉人に学ぶお話です。
今回は、デール・カーネギーさんです。
大ベストセラーとなった「人を動かす」
という本を書いた方です。
タイトルのセリフは、
私でなく、
デール・カーネギーさんの言葉。
「私はイチゴクリームが大好物だが、
魚はどういうわけかミミズが大好物だ。
だから魚釣りをする場合、
自分のことは考えず、
魚の好物のことを考える」
これは、マーケティングの基本的な
考え方ですが、
意外にもついつい忘れてしまいがちな
とても重要な法則ですね。
ウェブ運用でもそうですが、
自社の商品やサービスを
アピールしても、
見込客には届きません。
ウェブ運用の基本もまた、
ユーザーが何を望んでいるのか?
何に困っているのか?をよく把握し、
それに対応する内容を記事として
更新することがポイントです。
事業や商売をしていると、
自分たちが扱う商品やサービスに
愛着が湧いてきます。
それは当然のことで、
愛着がなければ、
販売することも
お客様に似合うコーディネイトを
提供することもできません。
でも、気をつけないと
惚れ込みすぎてしまい
お客様が見えなくなってしまう。
イチゴクリームが好きすぎて、
魚もイチゴクリームが好きなはずだ!
と思い込んでしまうことが
起こりえるよ、という指摘です。
ウォルト・ディズニーさんも
同じようなことをおっしゃっているようです。
「自分たちのために商品を作ってはいけません。
人々が求めているものを知って、
人々のために商品をつくりなさい」
と。
特に、着物の場合、
顕在的に、着物を欲しがっている人は
そうそういるものではありません。
でも、お客様の望んでいることや
悩みを知ることができれば、
それを着物を通して解決する道筋も
見えてきたりするものだと思います。
着物を欲しがっていなくても
着物がお客様の解決策になるなら、
着物は売れるはずです。
よく引き合いに出ますが、
それはiPhoneです。
お客様の声を聞いても、
悩みを把握しても、
iPhoneがほしいという人は
いなかったと思います。
誰もiPhoneという商品を知らなかったわけなので。
でも後の大ヒットは、
誰もが知るところで、
お客様の望むことや悩みを知った上で
深く考えて、何をどう提供することで
それを解決することができるのかを
新しい製品を生み出すことで
実現してしまった。
明日書こうと思っている
ヘンリー・フォードさんのお話にも
共通します。
ヘンリー・フォードさんは
いうまでもなく自動車メーカーの
フォードの創設者です。