スマホ・リテラシーが営業力を左右する!?
最近、小売りの現場スタッフの方々との会議でスマホリテラシーの話が出てくることが多くなりました。というのも、LINE公式アカウントを活用し友達登録を促進することや、Googleマイビジネスのレビュー数を増やすことがお客様づくりにおいて重要になってきたことが背景にあります。
スタッフの方々もそうなのですが、お客様であるミドル世代、シニア世代の方々は、スマホを使いこなせていない方がまだまだ多いというのが実情です。普通に電話やメール、LINEなどはできるけれど、Gメールでログインしたり、QRコードを読むといった操作となると一気に操作ができない人が多くなります。
なので、スタッフの方々は、お客様自身では操作が分からないことでも、手順や操作方法のアドバイスができるようになっていると、お友達登録やレビュー登録がスムーズに進みます。つまりスマホ・リテラシーを高めると、お客様と継続的に関係構築するのに都合が良い条件が揃うのです。
iPhoneとAndroid両方を使いこなす
やっかいなのは、iPhoneとAndroidのスマートフォンとでは画面構成や操作方法が異なることです。日本ではiPhoneを使っている人の比率が高いので優先すべきはiPhone操作ですが、やはりどっちの操作もできるようになっておくほうが良いと思います。
特に、ログイン関係、アプリのダウンロードとインストール、Wi-Fi設定は必須と思います。Androidをお持ちの場合はGメールアドレスを必ずお持ちであることが多く、グーグルマイビジネスへのレビュー投稿やYouTubeのチャンネル登録がしやすい傾向にあります。
しかし、iPhoneの場合はGメールアドレスが必須ではないので、改めてGメールアドレスを取得するという作業が発生します。Gのマークのスマホアプリ「Google」をインストールしてもらうことがGoogleマイビジネスの利用には不可欠なので、これらの設定方法や操作手順はスタッフがアシストできるようにしておくことが望ましいです。
勉強会を開いたり、参考になる動画を閲覧する
ありがたいことに、スマホ操作を勉強するのには色々な方法があります。お金をかけたりする必要もありません。検索すれば、操作方法を教えてくれるサイトが多数見つかりますし、YouTubeにもたくさんの動画が存在しています。
こうした動画やサイトを毎週1回は見るようにし、動画を見ながら実際に操作するということを続けるだけでも操作力は向上します。
また、スマホにはあまり知られていないけれど便利は操作方法などもあるので、そうした操作も一緒に覚えると楽しいのではないかと思います。