ついにカウントダウン。現行Googleアナリティクス(UA)終了

あと半月で計測終了、半年で閲覧不可に

こんにちはPR現代の神山です。
さて今日は終了期限が迫ったグーグルアナリティクスのお話です。

皆さんも自店のアナリティクス画面を開いて
驚かれたのではないでしょうか?
Googleが、アナリティクス終了のカウントダウンを
画面に表示するようになりました。

2023年6月30日、あと半月ほどで
現行のGoogleアナリティクス(UA)が終了するため、
新バージョンである「GA4」への切り替えを促しているわけです。

計測終了 ⇨ 2023年6月30日
閲覧終了 ⇨ 2023年12月31日

Googleアナリティクス終了のカウントダウン
すでにGA4の設定が完了しているお店でも、
会議中に、

「か、カウントダウンが出てるから、『設定アシスタントに移動』したほうが良いですよね?」

と焦りながら提案してこられる人がいたりします。

とにかく、現行のGoogleアナリティクス「UA」は今月で計測終了になるので、
GA4の設定は完了させる必要があることは確かです。

いつまで現行アナリティクスは閲覧できる?

現行のアナリティクス「UA」の計測は終了するものの
しばらくの間閲覧はできるようです。

公式の発表では、計測終了後およそ半年間は閲覧ができるとのことなので、
今年の年末までは閲覧ができるということかと思います。
しかし、6月30日までの計測データのため
最新状況を確認することはできないので注意が必要です。

もうほとんどのお店はGA4の設定が完了していると思いますが、
まだ、というお店はGA4設定を急ぎましょう。

このGA4設定はちょっと難しいので、
Webサイトを制作された会社に依頼することをおすすめします。

よくご質問をいただくGA4に関するご質問いくつか

GA4関連で、よく聞かれる質問をここにまとめてみます。

Q:UAとGA4って何が違うの?

一番多く聞かれる質問がこれです。
そしてお答えするのが難しい質問でもあります。
UAもGA4もアクセス解析をするツールという意味では同じなのですが、
両者は似て非なるものです。

端的に言うとコンセプトが違います。
私たち一人ひとりの行動も世の中も大きく変わったので、
その変化に適応する形式にアナリティクスも進化した
ということです。

例えて言うなら、
これまでのUAは、お客様がお店に入店し退店されるまでを計測するのに対し、
GA4は、入店したお客様が店内で何をしたのか? を計測する
というような違いがあります。
また、最近では、Webサイトだけでなくアプリで買い物をする人も多く、
情報収集をWebサイトでし、購入(コンバージョン)はアプリで行う
といった行動をするユーザーも多いです。

GA4はこうした動きも計測できるように設計されているようです。

UAのデータを移行することはできるの?

結論から言って、できません。
上述の通り、UAとGA4は全くの別物のため、
UAで蓄積してきた過去の計測データを引き継ぐことができません。
どうしてそのような仕様にしたのかは、
個人的には思うところがありますが現状できません。

UAとGA4とでは「ユーザー」「セッション」といった
アナリティクスでなじみのある言葉でも定義が違うため、
数値が異なります。

なので、UA(過去)のことは忘れて
GA4(前)を見ていこうよ!

ということで納得しましょう。

 

どこを見ればいいの?

アナリティクスで見るべき箇所は、これまでと大きく異なるわけではありません。
月間のユーザー数やセッション数など把握しておきたい数値は
これまで同様しっかりチェックしていきましょう。

ただ、GA4になって新たにでてきた指標があります。
それは、「エンゲージメント」です。

ジュエリー業界ではよく出てくるこの言葉。
辞書で引けば「婚約」「誓約」「約束」「契約」
と言った意味の言葉です。

Googleによれば、「意味のあるセッション」のことを指し、
以下のような定義がされています。

・10 秒以上継続した
・1 件以上のコンバージョン イベントがあった
・ページビューが 2 回以上あった

Webサイトの閲覧はスマホが当たり前という時代になったことで、
ながら見、チラ見、まだら見といった行動様式が当たり前です。
誰もが集中してサイト閲覧をしているわけではありません。

よって、ちゃんと目的を持ってサイトを閲覧したユーザーを
エンゲージメントという定義でくくり、
そのほかのセッションと区別するということですね。

セッション(ユーザーが1回Webサイトにアクセスすること)
したとしても、エンゲージメントのセッションなのか
単なるアクセス(セッション)なのかをGA4では分けています。
よってエンゲージメント率が高いほうが良いということになります。

話がそれましたが、このエンゲージメント関連の項目も
忘れずにチェックしましょう。

さらに、私たちにとってもっとも
重要なコンバージョン(来店予約・LINE計測・電話計測など)は、

イベントというジャンルに分類されるようになりました。

GA4ではイベント・コンバージョンの項目でチェックしましょう。

 

もっとわかりやすくできないの?

もともとUAも決して見やすい画面ではありませんでしたが、
GA4になって、さらに見にくくなった印象があります。
表示する項目が増えたために、
私のような中年には厳しい小さな文字サイズ、
かつ、表示されている項目をクリックすると表示項目を変更できるという
カスタマイズ機能がついたため、さらに複雑になっています。

慣れれば良いのですが、
我々のクライアントは、アナリティクスの専門家になる必要は
全くないので、必要な情報だけ取得できれば良いはずです。

そこでPR現代では、GA4のレポートを必要な項目だけを
抜き出して、見やすいスタイルにまとめるサービス(有料)を開始いたします。
詳しくは、担当スタッフまでお問い合わせください。

 

 

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