車に乗っているとき、
ヘイ!siri! と声をかけて
「米津玄師のレモンをかけて!」
というと、音楽が流れ始めます。
テレビのCMでは
Alexaにお父さんが
色々お願いして、便利に使っていました。
ここのところ、こうしたスマートライフが
どんどん進化しています。
そんな中、
今日、興味深いニュースがありました。
それは、アップル、グーグル、アマゾンの三社が
スマートホーム機器の共通技術規格を
策定するという計画を発表したというものです。
色々なスマート家電がありますが、
アマゾンのAlexaに対応しているもの、
グーグルに対応しているものなど
機器によってまちまちです。
そうするとせっかく一つひとつは
スマート機器なのに、それを連携させて
本来のスマートホームやスマートライフを
実現できないという問題が起こります。
そこで、上記三社は、共通規格を作り
色々なスマート機器がしっかりと繋がるように
しようという試みのようです。
これは歓迎したいお話です。
コンピュータの世界では
いまだに、マックとウィンドウズは
正式に互換性がありません。
個々のメーカーの思惑があって
結果的にはユーザーのメリットにならない
というものが世の中にはたくさんあります。
そんな中での共通規格は地味ながら
とっても大きな変化かなと思いました。
我が家にはスマート機器は一つもないですが、
いずれそんなスマートホームにしたいなと思うので、
製品同士がつながらないという状況は
避けたいところ。
高齢の両親が
元気に生活しているかどうかを
電気ポットやテレビ、照明機器などの
見守りスマート機器で把握できるようにしたいとか
自宅に帰ってきた子供達が
寒くないように床暖をつけたり
猫の餌や水を自動供給したり
今はできない色々なことが
将来的にできるようになるにも
共通規格が必要不可欠です。
スマート機器だけでなく
色々な業界や現場で
情報の遮断はたくさん起こっています。
病院に行くたびに書かされるシートも
そうですね。
過去の通院記録や病歴なども
色々な病院や薬局をまたいで
情報を共有できてたら、
既往症を踏まえた投薬ができるわけで、
そういう意味ではまだまだ
進化発展できそうな部分がいっぱいあります。
今回の動きが
他の要素にも飛び火して
共通化していくような流れができたら
いいなあと思います。
もちろん、一方で個人情報の
搾取という側面もあるので、
法整備やルールづくりも欠かせないとは思います。