vol.233
インターネット上で人気を博した脱出ゲーム
というものがあります。
ある部屋に置かれたヒントを元に、
制限時間内にそこから脱出するというもので、
バラエティ番組でもこの要素を取り入れたものが
一時期人気でした。
今、この脱出ゲームを
リアルで行なって楽しい体験をするだけでなく
研修として取り入れる企画が人気なのだそうです。
リアル脱出ゲームは、5〜6人で一つのチームを作り
閉じ込められた空間の中で
お互いに協力しあい、それぞれの知恵や能力を
駆使して、その部屋に仕掛けられた謎や
ギミックを解いて脱出を目指します。
制限時間内に脱出できれば、目的達成で
ゲームに勝利し、
脱出できなければ、その時点でゲームオーバー
となります。
このリアル脱出ゲームには、
・チームの気持ちが一つになる。
・参加者それぞれの個性を発揮しやすい
・参加者同士の親密度を高める
といったメリットがあります。
チームのメンバーそれぞれが、
遠慮することなく、自分の意見や気づきを
しっかりとメンバーに伝え、
個性を発揮できれば、それが仕事上でも
良い影響をもたらすのだそうです。
こうしたゲームだからこそ、
普段はわからない、各メンバーの
特長や個性を発見することができるんですね。
ところで、PR現代でも
かつて、歩行ラリーというゲームを
研修として取り入れていました。
社内の研修として行なったこともありますし、
お客様向けの研修プログラムとして
お手伝いしたこともありますが、
このリアル脱出ゲームは、
令和時代の今に合った
チームマネジメントのための
研修といえるかもしれません。
チームで仕事を行う上で、
報・連・相が大事なのは今も
昔も変わりませんが、
このリアル脱出ゲームでは、
気づいた情報はどんな些細なことでも
チームで共有することが勝利の必須条件。
一つの問題を全員が解くような動きを
しているとあっという間に時間切れ。
一人ひとりが異なる役割を
こなすことができて初めて勝利する仕組み
なんだそうで、
これはまさに実際の仕事と同じですね。
うまく役割分担をしていくことが
大事なんですね。
チームワークを育てたいという
お店は、一度、リアル脱出ゲーム研修を
行なってみてはどうでしょうか?
脱出ゲームは、そもそもとても
楽しいものなので、
楽しみながら、チーム力を高めることが
できたら一石二鳥です。
まあ、現在のコロナ禍では、
三密にならないよう
厳重な注意が必要ではありますが。