この先の10年を想像し、今デジタルシフトに取り組もう。

10年前と大きく異なる現在

東日本大震災から、明日で十年です。
先日も東北に出張したのですが、
前回の地震の影響などもあり、
今もなお、彼の地では人々は震災と向き合う毎日を送っているんだと
いうことを痛感します。

私自身、日々の生活の中では地震に対する備えが
しっかりできているわけではなく、
先日のような地震で
改めて、いざというときの備えをしっかりしなくてはと
思いました。

さて10年前、日本国内のスマートフォンの
普及率は13.6%(2011年9月時点)。
10人に2人もスマホを持っていない計算になります。

その後、毎年大きく普及率が上がっていき
2020年には77.6%(総世帯における世帯ベースの普及率)となり、
今ではほとんどの人がスマホを持つ時代になりました。

この数字だけを見ても、
この10年で生活環境が大きく変わったことが
わかります。

コロナ禍の影響もあり、スマホがない生活は
もはや考えられない状況です。

当然のことながら、
1人ひとりの買い物の仕方や
情報の収集方法も10年前とは様変わりです。

この先、2030年になると、
空飛ぶ車が当たり前になり、
車を所有すること自体が当たり前では
なくなる世界がやってくるんだそうです。

あと9年でそんな世界が?

と思いますが、これは移動に限った話ではなく
買い物の仕方も、旅行の仕方も
製造業のあり方も、全く違うものになると予測されています。

スマホも、この時代には、コンタクトレンズに
なっているかもしれないし、
脳内に埋め込まれているかもしれません。

これからの10年のこうしたテクノロジーの進化スピードは
今の速度を遥かに超えたものになるそうです。

そんな変化のただ中にあって
今の我々の商売の仕方もこれまで通りでいい
というわけにはいきそうにありません。

2つのデジタルシフトに取り組もう

まず手始めに2つのデジタルシフトに取り組みましょう。
ひとつめは新規客づくりのためのデジタルシフト。
つまりは、ウェブ集客です。
これは単に、紙媒体や看板などを使って
人々に呼びかけるやり方からウェブサイトでの
アピールに切り替えるという意味ではありません。
ウェブ集客のもっとも重要なことは、
サイトに訪れる可能性のある人々の
検索キーワード(クエリ)を把握し、
そこに潜むニーズに対する解決策を提示し続ける
というサイクルを実行することです。

どんな人がどんな思いで
検索するのか? を理解することで、
適切な情報発信が可能になります。

その情報発信をウェブサイトから行うというのが
ウェブ集客の第一歩です。

この3月24日(水)に予定している
当社ウェブセミナーでは、
このウェブ集客の基本的なプロセスを
事例とともにご紹介します。
これからウェブ運用を本格的に始める
という方やウェブ集客で思うような成果が得られていない方は
ぜひこの機会をご活用ください。

こちらからご案内ページへ飛べます。

ふたつめは、リピーター・顧客づくりの
ためのデジタルシフトです。

お店には、これまでお店を利用してくれた
お客様のあらゆる情報がたくさん蓄積されています。
お名前や誕生日、住所といった基本情報から
買上履歴、来店履歴、購入商品履歴、
コミュニケーション履歴などの特殊な情報まで
その内容はさまざまです。

こうした情報は、どれくらいデジタル化されているでしょうか。
基本情報のほか、お金が絡む情報は、
デジタル化されていることが多いですが、
来店した履歴やアプローチ履歴、催事に来てくれた履歴、
コミュニケーション履歴などは
プリントや専用用紙などに手書きで記載した状態のまま
であることも多いと思います。

こうしたお客様情報は、すべて一本化し
きちんとデータベース化することで、
想像以上のパワーを持ちます。

例えば、
買上頻度は少ないけれど来店回数が多いお客様だけをリストアップする
振袖成約のお客様の中で、着付け教室に通ってくれた方の催事参加率、買上率を調べる
お手入れを利用された方の中で再来店した方だけをリストアップする
などです。

こうしたリストアップや抽出は金銭の授受だけをデジタル化していた場合
実行することができません。

デジタル化されていれば、
あらゆる項目での検索や並べかえ、抽出が簡単にできるようになります。
もちろん、並べ替えたり、抽出したりすることが目的ではなく、
上顧客の要件を設定し、その要件に基づいて仮説を立て、
リストアップや抽出し、そのお客様に最適なコミュニケーションの
シナリオを作って、実行することで
効果測定することが可能になります。

すでに蓄積されたデジタルデータとアナログの情報を
統合することは一朝一夕にはいきませんが、
今こそ、手をつけるタイミングだと思います。

 

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