2024年は、もっとデータに向き合う

データ化・DX

こんにちはPR現代の神山です。
2024年のスタートは、痛ましい出来事が続いてしまいましたが、
より一層、気を引き締めながら前向きに進んでいきたいですね。

さて、今日はタイトルの通り、データに向き合うということを
掘り下げてみたいと思います。

人間の主観に頼らずに、データ化する

先日、クライアントのご子息と初めてじっくりと会議を
する機会がありました。ご子息といってもすでにご結婚もされ
立派な職歴をお持ちの方です。
このご子息がお店に入るにあたり、様々な分析を行い、
資料にまとめていました。
その資料を拝見すると、とても見事な分析内容でした。
私が日頃想像していた状況を覆すデータもあり、非常に驚きました。
それと同時に、課題が明確になりやるべきこともはっきりしました。

データ化すると、このように見えなかったものが見え、
課題と対策が同時に明確になるという特徴があります。

念の為に、データとは、自社のあらゆる活動の結果を数値化・リスト化したものです。
例えば、この四半期で、何点の商品が売れたのか? それを購入した人は誰か?
その購入者はどのようなルートで来店・購入に至ったのか?などです。
今更説明するほど難しい内容ではないのですが、
意外にも、こうしたデータ化が行われていない項目がとても多いのが現状です。

最近の例では、「売れ筋の振袖の色」というテーマで分析した結果、
各地の店舗で同様の傾向が見られました。
ただし、これはあくまでも振袖レンタルの場合に限られます。
もちろん、現場のスタッフさんたちはこのことを感覚的に把握しています。
なので、来店されたお客様に振袖を提案する際、売れ筋の振袖を提案するといった
行動を取っています。
しかし、この傾向をより戦術的に活用する
というところまで至っていないケースが多いのです。
売れ筋が明確であれば、DMやウェブサイトにそのトレンドをコンテンツとして
掲載し、今のお客様にフィットした情報発信をすべきで、
そう考えると、やるべきことが複数出てきます。

 

スプレッドシートを日常的に活用する

こうしたデータ化をより効率的効果的に行うのにぴったりなのが
スプレッドシートです。
MicrosoftのExcelと見た目も機能もほぼ一緒ですが、
大きく異なるのが、オンラインのソフト(アプリケーション)だ
ということです。
オンラインの最大のメリットとして、他の人とそのファイルをリアルタイムで
共有し、みんなで一つのファイルを編集・共有できることです。

このスプレッドシートに様々なお店のデータを入力していくことで
これまであまり意味をなしていなかった項目が
お店を大きく変えるヒントになったりします。

名簿に対する確約数や確約率、
確約からの来場数・来場率
売れ筋商品と価格帯の関係、
担当者ごとの新規客獲得数の違い
四半期ごと年単位ごとの売れ筋商品の変遷
来場ルート・来場理由ごとの新規客数
などなど例を挙げればキリがありません。

データを読む=対策を立てる

冒頭にも書いたのですが、このデータ化のメリットとして、
データは事実なので、データが整理されると
課題と対策が同時に明確になる、ということです。

先ほどの例では、人気の振袖色がわかったことで、
事前にお客様にプレゼンするべき内容が決まりました。

また、人気の振袖色が明確なのに、
ネット上の検索クエリでは、そのキーワードが出てきていないなら
次に、ブログなどのコンテンツで強化すべきテーマが決まります。

事実がはっきり掴めると対策・企画が決まるのでとても効率的です。

どんなデータが会社にとって重要なのかは会社ごと、お店ごとに異なります。
ただ闇雲にデータ化するのではなく、課題だと感じているところから
データ化を進めていくのが良いと思います。

リアルとデジタルのギャップを埋める

その際、見るべきデータは、リアルとデジタルの両方です。

リアルのデータ化のほうが手間暇がかかるので、時間はそちらにかける
ことになりますが、そのリアルデータとデジタルデータ
(GA4・サーチコンソール・GBP・SNSインサイトなど)との
付け合わせをすることをしっかりと行うことが重要です。

せっかく現場で発信できていることが、
ネット上でアピールできないのはもったいないからです。

リアルとネット上ではしばしばデータ上にギャップができます。

そのギャップはそのまま課題であり、ヒントであり、対策です。

データ化はとてもめんどくさくて、地味な作業ですが、
整理が進んでいくと、想像以上のメリットを会社にもたらしてくれると思います。

2024年は、より一層データに向き合い、
実りある日々を手に入れたいと思っています。

 

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