「e-Tax・マイナンバーカード・スマホの連携で確定申告」

こんにちは。PR現代の佐藤です。

今年も残すところあと3日となりました。
年末年始は平年より気温も高めでわりと暖かめのお正月になるとの予報でした。
年末の買い物や初詣も例年に比べると出掛けやすいかもしれません。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行してから初めての年末年始を迎えますので、どこも多くの人出でにぎわいそうですね。

「e-Tax」「マイナンバー」「スマホ」で確定申告

e-Taxとは、国税に関する各種手続きについて、インターネット等を利用して電子的に手続きが行えるシステムです。これまでの書面による申告書等の持参または送付による提出方法に加え、申告書等を電子データの形式でインターネットを通じて送信するという、新たな提出方法の選択肢を利用者等に提供するものです。

このe-Taxは平成16(2004)年からスタートしたもので、もう20年になるのです。
令和4年の利用率の発表では、法人税申告が91.1%、消費税申告が90.3%と高い利用率になっています。

税務署、銀行に申告、納税に出向く時間が省け、24時まで行えることも利点ですね。
確定申告での活用イメージが大きいからかもしれませんが、法人も思った以上に利用率が高いことにも驚きました。

ますます活用が広まってきているe-Tax

ですが、今回は更に便利になったe-Taxでの「確定申告」についてお伝えします。

令和5年分確定申告は年が明けた令和6年2月16日から3月15日までです。

確定申告の対象者は?
・個人事業主やフリーランスで事業所得がある
・給与の年間収入金額が2,000万円を超えている
・不動産所得がある、または不動産を売却して利益が出た
・給与所得者で、副業などの所得の合計額が20万円を超えている
・公的年金等の収入金額が400万円を超えている、または公的年金等以外の所得(給与や不動産収入など)が年間20万円を超えている
・退職金を受け取って「退職所得の受給に関する申告書」を提出していない
———————————————————————-
・年間の医療費が10万円を超えた
・市販の対象医薬品の購入費が12,000円を超えた
・住宅ローンを組んでマイホームを購入、増改築などの工事をした
・寄付やふるさと納税をした
・年の途中で退職して年末調整を受けていない
・災害や盗難などで家や財産に損害を受けた

上は税金を納める申告、下は税金の還付を受ける申告の対象者となります。

通常、会社員は年末調整を行うため確定申告を行う必要はありません。
ただし、会社員でも上記の対象に該当する場合は確定申告を行うことで税金の還付を受けられる場合があります。

「マイナポータル連携による自動入力対象が拡大」

令和5年分確定申告からは、給与所得の源泉徴収票・国民年金基金掛金・iDeCo・小規模企業共済掛金が対象となります。

全対象はこちらになります。

※マイナポータル連携をご利用になるには、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取り対応のスマホ(またはICカードリーダライター)が必要です。
※「給与所得の源泉徴収票」の情報が自動入力の対象になるためには、お勤め先(給与等の支払者)が税務署にe-Taxで給与所得の源泉徴収票を提出していることが必要です(「年間の給与等の支払金額が500万円を超えるもの」などの提出要件があります。)。詳しくは、給与所得の確定申告がさらに簡単に!をご覧ください。
※マイナポータル連携により控除証明書等のデータを取得するには、控除証明書の発行主体が、マイナポータル連携に対応していることが必要です。
マイナポータル連携に対応している控除証明書等発行主体は、マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧をご確認ください。当該一覧は随時更新しております。

「e-Tax」のマイページで行う事前準備(令和6年1月開始予定)

給与所得の源泉徴収票情報の取得に当たっては、マイナポータルとの連携のほか、あらかじめe-Taxのマイページにおいて、情報の取得を希望する旨の登録を行うとともに、カナ氏名の入力やマイナンバー等の提供を行っていただく必要があります。

 なお、この事前準備は、氏名やマイナンバー等の変更がない限り、初回のみの手続きとなります。

(マイページ上での事前準備の流れ)

2 「マイナンバーカードによる本人確認/情報取得希望」画面を開き、「e-Taxからの情報取得を希望する」ボタンを押下します。

3 画面の案内に沿って、カナ氏名の入力とマイナンバーカードの読み取り(券面事項の読み取りと本人確認の計2回)を行います。

4 本人確認によるマイナンバーカード読み取り後、以下のメッセージが表示されれば登録完了です。

「スマホで確定申告」

2020年から本格的にスタートしたスマホでの確定申告。
毎年間違いなく便利になっています。
事前準備さえ済ませれば、e-Taxとマイナンバースマホの連携で煩雑だった作業が一気に楽になりますね。

国税庁 令和5年確定申告特集(準備編)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/r05junbi/smartphone-mynaportal-etax/

国税庁動画チャンネル(マイナポータル連携について)
https://www.youtube.com/watch?v=ofbjHHtNzz4

国税庁 マイナポータル連携特設ページ
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/mynapo.htm

マイナポータル 確定申告について
https://myna.go.jp/html/taxreturn_guide.html

弊社は12月28日が仕事納め、新年は1月5日が仕事初めとなります。
皆さまには一年間大変お世話になりました。
どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◇PR現代公式LINEアカウントに
ぜひご登録ください。
https://lin.ee/rV8g8NU

◇ウェブ運用のご相談・お問い合わせはこちらから
https://pr-g.jp/contact

◇オンラインサポートメニューはこちらから
https://prgendai.stores.jp/

デジタルシフトを進めていますか?

 

関連記事

  1. 2022「IT導入補助金」まだ間に合います

  2. 2023年4月施行「中小企業割増賃金率の引き上げ」

  3. 社会保険適用拡大

  4. イノベーションの夜明け

    現場に学びイノベーションを起こす

  5. 「年末調整電子化」来年へ向けて準備を進めましょう

  6. 「まだ間に合う 第15回 小規模事業者持続化補助金」

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930